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エクスパンシス

Sunday, December 16, 2012

ソフトバンクのiPhone 5もテザリング可能に / Personal Hotspot is Now Available on Softbank iPhone 5

ソフトバンクのiPhone 5もテザリング可能に / Personal Hotspot is Now Available on Softbank iPhone 5



かねてからアナウンスのあったとおり、12月15日からソフトバンクのiPhoneでもテザリングが可能となりました。使い方は簡単で、iTunesに繋いだ際に勝手に出てくる『キャリア設定アップデート』の通知に従ってアップデートするか、iPhoneの設定 > 一般 > 情報と辿れば『キャリア設定アップデート』の通知が来るのでそれに従ってアップデート。『キャリア』の項目が『ソフトバンクモバイル13.2』以上になっていればOKで、iPhoneの再起動を行えば準備は完了。後は、『設定』の中に『インターネット共有』という項目があるはずなのでこれをオンにすればテザリング開始です。ちなみに、機種の言語設定を英語にしている場合は、Settings の中の Cellular の中にある Personal Hotspot がそれにあたります。

ということで、早速テザリングの回線スピードを計測してみましたが、千葉県某市のLTE環境で下り7.9Mbps、上りは何故かそれを上回る8.6Mbpsを計測。一昔前に比べれば十分に使える速さと思います。


Friday, December 14, 2012

GoogleマップのiPhoneアプリがリリース / Google Maps is now available for iPhone

GoogleマップのiPhoneアプリが遂にリリース / Google Maps is now available for iPhone
Google Official Blog: Google Maps is now available for iPhone




遂にGoogle謹製の地図アプリがリリース。Appストアのリンクはこちら。変な意味で有名になってしまった、アップル製地図の完成度については、今更言うべきことは無いのだが、iOS6にバージョンアップして以降、このアップル地図を開くのは、地図の間違いをネタとして観る時くらいで、基本的には地図マピオンやMapFanといったサードパーティ製のアプリを使用していたのだが、地図マピオンはルート検索が出来ず、MapFanはインターフェースが悪い、という感じでこれだ!という地図アプリは無く、首を長くしてGoogleマップのアプリを待っていたので、やっとという感じ。

早速使ってみたが、使い勝手はiOS5以前の純正アプリよりも落ちる。個人的にはアドレス帳と未連携である事が痛い。何故なら、BS-TBSで月曜21時から放送中の『吉田類の酒場放浪記』を見て、行きたい店が見つかった場合はそこを地図で検索して、アドレス帳に放り込んでいたのだが、このアプリではそれが出来ないのだ。それは純正Mapsで出来るんじゃないかとも思うが、如何せん情報量の違いからか、検索で出てこないお店も多い。しかし、その代わりでは無いが、Google MapsのWeb版では従来から提供されていた、マイマップとの連携が図られており、これは従来のアプリには無い機能。あとどうでも良いが、アイコンが格好悪い。Chrome for iOSのアイコンも格好悪い。GmailやCurretsのアイコンは立体感と艶のあるニートなデザインなので、同じ会社なら統一感があっても良いと思うが。話は少し変わるが、Gmailアプリも使い勝手が向上したし、Googleドライブもまぁまぁ。後はカレンダーのGoogle謹製アプリが欲しいところだが、リリースしてくれないかな。

何はともあれ、Safariで閲覧するGoogleマップより数段使い勝手が向上して、ストレス無く利用できるレベルであるのは間違いない。Google製のアプリは無料であるし、頻繁な更新で使い勝手が常に向上するのが良い所。アップル謹製地図には本日で完全に決別します。



Wednesday, December 12, 2012

エクセルでコピペが出来ない問題 / Copy&Paste Does Not Work Properly on MS Excel

MSエクセルのシートで計算式の入ったセルをコピーする →
貼付けするも,式は貼り付けられずテキストのみ貼り付け可能な状態に →
エクセル終了、PC再起動も効かず



突然コピペが正しく出来ないという現象に見舞われたMS Office 2007のExcel。Boot Campの上で走るWindows VISTAだが余り関係無さそう。こうなってしまっては、とにかくエクセルの式やシートの編集に時間を要してしまう。

これはどうしようも無いな、と思いつつGoogleに聞くと一発回答が得られました。インターネットエクスプローラーのアドインであるSkype Click to Callを無効にすれば解決します。IE以外のブラウザにもこのSkypeアドインが入っているはずなので、こちらも同様に削除か無効化。その後、エクセルを起動すれば見事に元に戻っています。

これを発見した人は凄いです。SkypeとMS Excelの間には何の繋がりも無さそうですが、恐らくタスクマネージャーで一つひとつ落としながら確認したのでしょうか。とにかく感謝です。

参照: Microsoft Community

Wednesday, December 5, 2012

iPhone & iPad用 Gmailアプリ Ver.2.0リリース / The Gmail app for iPhone and iPad: version 2.0

iPhone & iPad用 Gmailアプリ Ver.2.0リリース / The Gmail app for iPhone and iPad: version 2.0



Google謹製のGmailアプリ(iPhoneおよびiPadのiOS用)がメジャー アップデート。早速使ってみたのだが、満足できるレスポンスと使用感で、これならiPhoneでもメインのメールアドレスをGmailにしている自分にとっては、iOS純正アプリと置き換えても良いかなと思えるレベル。しばらく使ってみたいと思います。詳しくはこちら

Wednesday, November 28, 2012

タイムカプセルの不具合 / Issue on Apple Time Capsule

タイムカプセル経由のWi-Fiネットワークが突然使用不能に


我が家のネットワーク環境は光回線+AppleのTime Capsuleの無線LAN環境としてあるので、MacBook ProやiPhoneなどは全てワイヤレスで使用しているのだが、ふある日の朝Macでブラウザを起動してみると、ネットワークが使えない事に気付いた。前日の深夜までは普通うに使えていたので全く解せない症状。Mac側のAirPortのゲージに問題は無いので物理的な問題では無さそうだ。『とりあえず』DHCP LeaseのRenewをしてみたが症状は変わらず。こうしたネットワークの知識にそれほど明るくない私はこうした『とりあえず』のことしか出来ない。ということで、次の『とりあえず』はMacの再起動。しかし、症状は変わらず。

考えてみれば、iPhoneも同じネットワーク環境で使用しているのでiPhone側のブラウザで確認してみると、Webページが表示されない。つまり問題は光回線の終末機器かタイムカプセルにある事が分かった。なので、こちらも『とりあえず』両機器共に電源を切って再度投入。しかし、症状は変わらない。いよいよ、にっちもさっちも行かなくなってきたが、最後の『とりあえず』として、光回線の終末機器とタイムカプセルに接続されているケーブル類を全て抜いて再度キッチリと接続し直し、更に再起動をかけてみると見事に復活。

『とりあえず』しか出来ない私なのでやれる事は限られているが、何とかなるものだ。

Monday, November 19, 2012

MacBook Pro クリックの反応が無い

MacBook Pro トラックパッドやマウスのクリックが反応しない。


普通に使っていただけなのに、突然MacBook Proのトラックパッドの左クリックおよびBluetoothマウスのLogicool M555bの左クリックが一切反応しなくなってしまった。一応、右クリックは反応するしポインタも動くのだが、それ以外は全くダメ。⌘+Qでアプリは終了できるが、Finderは終了できない。取り敢えずcontrol+イジェクトでシャットダウンし、再起動するも症状は変わらず。Windows PCだとウィンドウボタンがあるのでそこからアプリの起動が出来るのだろうが、左クリックが死んでしまうとMacはハッキリ言って死んだも同然に使えなくなる。

しかし、何気にマウスの電源を切ってみると何事も無かったように全て復活。どうやらマウスの左クリック部分が悪さをしていたようで、常にクリックしているような状態と認識されていたようだ。Bluetoothの周辺機器はまれにこういう事が有るようなので要注意。

Mac スーパードライブにディスクを挿入できない

スーパードライブに物理的にディスクを挿入できない



DVDを挿入しようとしたところ、スーパードライブの入り口に何かが引っ掛かっているようで物理的に挿入できない事態に。つい、3日ほど前にiTunesでCDを読み込んでいただけに不可解な症状。さっそくググると『Macの起動時にトラックパッドをクリックしたままにする』。というのを発見。とりあえず実行してみるとあっさり治りました。なお、排出されないディスクの強制排出も同様の方法で行えるようです。

Tuesday, September 25, 2012

Google Maps 乗り換え案内

Google Mapsの乗り換え案内がバスルートにも対応

公式ブログ: http://googlejapan.blogspot.jp/2012/09/google.html

ありそうで無かったバスの乗り換え案内。Google Mapsで対応開始しています。iOS6の地図が世間で騒がれてますが、見づらく間違いだらけで使えない中、Google Mapsの価値がますます高くなりそうです。GoogleさんにはiOS6対応Google謹製の地図アプリリリースを切に希望します。


公式ブログによる地域別サポートバス会社は以下のとおり。

関東地域
  • 朝日自動車
  • 小田急バス
  • 神奈川中央交通 (湘南神奈交バス、津久井神奈交バス、横浜神奈交バス、相模神奈交バス、藤沢神奈交バスを含む)
  • 川崎市営バス
  • 川崎鶴見臨港バス
  • 関東バス
  • 京急バス(横浜京急バス、湘南京急バス を含む)
  • 京成バス(松戸新京成バス、習志野新京成バス、船橋新京成バス、京成タウンバス を含む)
  • 京王バス(京王バス南、京王バス中央、京王バス小金井、京王電鉄バス を含む)
  • 国際興業バス
  • 小湊鐵道
  • 西東京バス
  • 西武バス
  • 立川バス (シティバス立川 を含む)
  • 都バス (23区、都バス多摩 を含む)
  • 東京ベイシティ交通
  • 東急バス
  • 横浜市営バス
関西地域
  • 尼崎市営バス
  • あやバス
  • 淡路交通
  • 淡路タクシー
  • 伊丹市営バス
  • 大阪市営バス
  • 京都交通バス
  • 京都市内バス
  • 京阪宇治バス
  • 京阪京都交通バス
  • 近鉄バス
  • 江若交通バス
  • 神戸交通振興
  • 神戸市交通局
  • 山陽バス
  • 神鉄バス
  • 高槻市営バス
  • 丹後海陸交通バス
  • 南海バス(南海ウイングバス南部、南海ウイングバス金岡 を含む)
  • 阪急バス(阪急田園バス を含む)
  • ヤサカバス
中部地域
  • 名阪近鉄バス
  • 名古屋市交通局
  • 中国地域
  • 芸陽バス
  • 中国ジェイアールバス
  • 備北交通
  • ボンバス
  • 広島交通
  • 広島電鉄
  • 広島バス
九州地域
  • 西鉄バス(西鉄バス北九州、西鉄バス宗像、西鉄バス筑豊、西鉄バス二日市、西鉄バス佐賀、西鉄バス久留米、西鉄バス大牟田 を含む)


NTTフレッツ光メンバーズクラブ

NTTフレッツ光メンバーズクラブのポイント交換が異常に面倒すぎる

気がついたら3500ポイントほど溜まったNTTフレッツ光メンバーズクラブのポイント。iTunesギフトコードに変換できるということで、早速申し込み開始画面に飛んでみた。

しかし、いろいろ問題が発生。ポイント交換のためには、Bフレッツなり光ライトなどの自分の契約回線からIPv6ネットワーク上の専用サイトにアクセスしなければならないのだが、こいつの設定のためにIPv6の設定ツールをダウンロードしなければならない。しかし、このツールがWindowsにのみ対応。という事で、MacOSのみ使用している人はここで終了です。ポイント交換は出来ません。


Boot CampでWindows Vistaを立ち上げ、ツールをDLしてインストール~再起動して再トライするも接続できず。WiFiベースステーションに使っているTime Machineの問題かと思い、IPv6を設定してTime Machineを再起動しても無理。NTTの終末機器から直接つないでも駄目。ここまでで既に1時間以上経過。訳の分からないツールを2つもDLして再起動も数回したが、結局接続できず。

結論として、NTTフレッツ光メンバーズクラブはポイント交換させない仕組みが出来上がっていると理解し、物品への交換はギブアップ。溜まったポイントは専用サイトへアクセスせずとも交換可能な料金支払いに当てることにしました。次の引越しではネット回線はNTT以外にしようかと思います。


Friday, September 14, 2012

備忘録: Windows Vistaの修復 / Repair

Vistaのシステムファイルの修復(Windows7にも対応)

sfc /scannowコマンドで破損したファイルのスキャンをし、自動修復を行う。

手順:
  1. スタートボタン >すべてのプログラム >アクセサリー。
  2. コマンドプロンプトの上で右クリック >「管理者として実行」をクリック。
  3. コマンドプロンプトが起動したら sfc /scannow と入力しEnter。
  4. システムのスキャンが開始されるのでしばらく待つ。
  5. スキャンが完了し、もし破損したファイルがあった場合は「Windows リソース保護により、破損したファイルが見つかり、それらは正常に修復されました。」と表示される。
  6. LOGはC:¥Windows¥Logs¥CBSフォルダに保存される。
  7. 完了したら exit を入力してEnterを押し、コマンドプロンプトを終了し再起動。

これにてシステムファイルの修復は完了。

Wednesday, September 12, 2012

MacBook Pro バッテリー膨張 / Expanded Battery on MacBook Pro

MacBook Pro  バッテリーの膨張問題

2009年4月に購入したMacBook Pro 15"ですが、最近バッテリーとHDDを収める部分の蓋が完全に閉まらずに少し隙間が開くようになってきた。要はバッテリーが膨らんでいるのだが、特にこれといった支障もないしそのまま放っておいた。



当初は気にもしていなかったのだが、1年も経つ頃には電源を入れて使い始めるとトラックパッドのクリック感がなくなるほど膨張してきた。写真ではわかりづらいが、バッテリーの真ん中辺りが結構膨らんできている。


とりあえずApple Store銀座のGenius Barに持ち込んでみると、バッテリー自体にメカニカル的な問題は発生していないのでこのまま使用しても問題ないとの判定。もし交換するなら9000円ほどで修理交換可能とのこと。まぁ、とにかく使用するには問題ないので、交換せずに放っておいたのが、それから3ヶ月くらい経ち、ふと気になって本体の裏蓋を開けようとしたところ、開けられない事態に。バッテリーが膨張しすぎて裏蓋を開けるためのノッチ自体が押せなくなっているよう。電源を外してしばらく冷やしておけば蓋は開くようだが、何だか気持ち悪いので再びGenius Barを訪れて修理交換することに。担当の方曰く、保障期間外の場合は無償修理は一切しないとのこと。また、バッテリーが機械的に使用不可能な場合は、バッテリーインジケーターにメッセージが出るので、そうなった場合は交換が必要との事。という訳で、個体差はあれどMacBook Proのバッテリーは3年半が寿命のようです。

Wednesday, July 18, 2012

ScanSnap S1500とEvernoteで名刺管理 #2 / Business Card Management #2

Adobe AcrobatによるOCR処理

スキャンした名刺のPDFファイルにAdobe AcrobatでOCRをかけて、テキストを認識させ、検索が容易にします。というか、これをしなければ名刺をスキャンスナップで読み込む意味がありません。なお、Adobe AcrobatはOCR作業を行う際に同時に圧縮をかけてファイルサイズを小さくする事が出来ます。これによって劇的にファイルサイズが小さくなるようですが、たまにファイル画像が歪んだりと悪さをする場合もあるので、私の場合はこの機能は外しています。
OCR処理と言っても数回クリックするだけです。Adobe Acrobatのツール>テキスト認識>複数のファイル内からOCR処理をかけたいファイルを選択して、下のウィンドウを開いたらファイルをドラッグ&ドロップ。


OKをクリック後、出力オプションを設定。OCR処理後のファイルを別名で保存することも可能ですが、ここでは不要でしょう。


で、PDFの出力形式を『検索可能な画像』とした場合は、ダウンサンプルのレートを選択します。前述のとおり、この選択に如何でファイルのサイズが劇的に変わりますが、表裏両面の名刺を今回紹介した設定でスキャンすると300KB/1ファイル。片面だと約半分ですから、Evernoteの無料アカウントでも最低200枚前後/月は放り込めます。なので、基本的にファイルサイズは考えなくて良いかと思います。OCR処理完了後はEvernoteにアップロードします。


Evernoteにアップロード

Evernoteのアカウントがある前提です。まず適当な名前で新規ノートブックを作ります。もちろん、WEBとシンクするノートブックです。次にOCR処理が完了した名刺のPDFファイルを、先ほど作ったノートブックにドラッグ&ドロップします。これでEvernoteに保存完了です。名刺の表示もEvernoteらしく画像サムネイル付きで見易く良い感じです。


次に検索機能です。私の場合Evernote無料アカウントなので、PDFファイルに対するEvernoteのOCR機能を使えないということと、後述するGoogle Driveでの検索もあって、Adobe AcrobatでOCR処理をかけています。試しに田中さんで検索してみましたが、きちんと2枚ヒット。英数字での検索ももちろん可能です。また、外出先ではiPhoneもしくはiPadでEvernoteにアクセスすれば見られますし、もちろんWEB上のEvernoteにアクセスしても良いでしょう。


余談ですが、万が一のバックアップとしてGoogle Driveにも保存してあります。この利点はバックアップになることと、Gmailの検索ボックスから探したい名刺を検索できることです。

ということで、2回に分けましたが、大体このような感じで名刺管理を行なってます。とりあえず100枚前後の名刺で作業を行ないましたが、大凡1時間で終了しました。いろいろ試しながらやっていたので、慣れれば半分くらいの時間で出来ると思います。

  



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ScanSnap S1500とEvernoteで名刺管理 #1
ScanSnap S1500とEvernoteで名刺管理 #2

Tuesday, July 17, 2012

ScanSnap S1500とEvernoteで名刺管理 #1 / Business Card Management #1

ScanSnap S1500Evernoteで名刺管理


少し放っておくとすぐに大量に溜まる名刺。一昔前なら名刺をクルクル回して見つけるローロデックスが有名だった。これはこれでアナログチックで良いのだけど、今の時代にはもっと良い物がある。


ということで、私が行なっているScanSnap S1500Evernoteを組み合わせて、いつでもどこでも必要な名刺を簡単に検索できる方法をブログします。なお、ScanSnap S1500には同梱の名刺専用アプリケーション『名刺ファイリングOCR』があるのですが、如何せんファイルをローカルに保存するので、今回は使っていません。また、Evernote以外のクラウドサービスでも良いのですが、後述のとおり、Evernote自体がiPhoneと非常に相性が良く、OSやモバイルなどの環境に依存すること無く非常に使用しやすいので、Evernoteにしました。


ScanSnap S1500を使った名刺管理の目的
ScanSnap S1500Evernoteで名刺を管理する目的は幾つかあります。
  • 物理的な名刺の破棄: 愛読書から子供の保育園の書類まで、とにかく机から紙という紙を無くす作業の一環。
  • データベース化: 社名や苗字などで用意に検索出来るようにデータベース化。
  • 極力簡単な作業: 従来の名刺管理ソフトのように、スキャンして個別情報は手入力というのは避けたいところ。枚数が少ないうちは良いのだけど、大規模カンファレンスの後などは、打ち込む作業だけで膨大な時間を費やしてしまう。
  • いつでもどこでも検索可能: ローカルPCにデータベースを置いては、外出先などからアクセスすることが出来ないため、クラウドを使って特定のOSや機種に依存しないユニバーサルアクセスを構築。
クラウドサービスには幾つかあり、Google Docs (Drive)やDropboxなどでも試してみたのですが、iPhoneからのアクセスが最も容易で、月間アップロード容量が無料アカウントでも60MBと十分かつクラウド容量の上限を気にしなくても良いEvernoteScanSnap S1500の組み合わせで作業を行います。名刺データベース化の作業手順は以下のとおり。
  1. 名刺のスキャン: 機械的に両面スキャンするだけ。面倒なのでファイル名も修正しない。ファイル名で検索する時代は一昔前のこと。
  2. Adobe AcrobatにてOCR: 複数の場合はバッチ処理で。
  3. Evernoteに保存: ドラッグ&ドロップ。全てアップロードされたら元データは削除。
なお、何回かテストした結果、Adobe AcrobatのOCR精度がScanSnap S1500純正よりも高精度で有ることが分かったので、個人的にはAdobe AcrobatによるOCRを推奨しますが、いずれ僅かな差なので気にならないという場合は、ScanSnap Managerの設定で『検索可能なPDFにする』をチェックすれば上記の2.は不要となります。さらにこの場合『アプリ選択』でEvernoteを選択すれば、スキャン終了後ファイルをダイレクトにEvernoteに放り込めるので更に作業が楽になります。


準備: ScanSnapの設定
別に面倒な事はなく、これさえ終われば後はAcrobatとEvernoteで名刺管理可能です。まず、ScanSnapのScanSnap Managerの、設定ページ > 読み取り設定 > 新しい読み取り設定、 をクリックして適当な名前を付けて保存。次に、各項目を以下のように設定。
  • アプリ選択:  Adobe Acrobat読み込み完了に自動で起動しますが、もちろん手動で起動してもOK。
  • 保存先: 任意
    いずれローカルデータは削除するのでデスクトップで良いかと。
  • 読み取りモード: 以下のように設定。OCRの精度を確保したいので少し高精細側に振っておく。また、オプション内の項目は白紙ページ削除以外のチェックボックスは全てOFF推奨。


  • ファイル形式: PDF
    前述のとおりOCRはScanSnapに装備されたOCRエンジンも使用可能ですが、何回かテストした結果、Adobe AcrobatのOCR精度がScanSnap純正よりも高精度で有ることが分かっているので、ここではチェックを外しておきます。ただ、枚数が多い初期の読み込み作業時などは、大量のファイルをまとめてバッチ処理出来るので、アクロバットを推奨します。


  • ファイル形式のオプション(重要): 以下のように2ページで一つのPDFを作るようチェックを入れる。すると、裏表を読み込んだスキャンスナップが名刺1枚ごとに1つのPDFファイルを作成し保存してくれます。

  • 原稿: 原稿サイズは自動。超音波による重なり検出もON。
  • ファイルサイズ:
    幾つかのファイルで検証の結果、ファイル圧縮率は2が最適。
これで、ScanSnap Managerの準備は完了。後は名刺を読み込むだけ。名刺の表裏と読み込む向きに注意してスキャンをすれば、後は勝手に名刺の枚数分だけのPDFのファイルが作成保存されます。さて、次はAdobe Acrobatでの作業。

  



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ScanSnap S1500とEvernoteで名刺管理 #1
ScanSnap S1500とEvernoteで名刺管理 #2

Monday, April 2, 2012

マックでブルーレイの再生 / Blu-ray on Mac

Macでブルーレイの再生 / Blu-ray on Mac

Macは公式にはブルーレイディスクのサポートをしていないが、HD画質の映像がテレビでも気軽に見られる今、DVDで映画を見るのもなぁっと思い、Macでブルーレイディスクを鑑賞する方法を試してみた。ただ、私の環境ではDVDなどの映像を収めたディスクは全てISO化してHDDに保存しているので、ブルーレイも同様にISO化、HDDからデータ再生という手順で試してみる。

まず、外部ドライブだが、公式にMac対応とアナウンスしている商品が昔BUFFALOから出ていたが、今は廃番になっているようなので、とりあえずBUFFALOのBRXL-PCW6U2-BKで接続を試みてみた。すると、これがあっさりと認識。ドライバーも不要でBDを挿入するときちんとBDとして認識。

次に、ブルーレイディスクのISO化だが、これも拍子抜けするほど簡単。ユーティリティ>ディスクユーティリティ>新規イメージ作成でイメージフォーマットはDVD/CDマスターを選ぶだけ。ファイルサイズが大きいだけに時間は掛かるが、なんの問題もなく拡張子.cdrが付いたISOイメージファイルが作成される。後はこの拡張子を.isoに変更してやればISO化は完了。ちなみに、ファイルサイズは50GB前後の巨大なサイズになるので、扱うにはそれなりのパワーとHDDの容量が必要。



BDおよびブルーレイISOファイル再生用のソフトには、Mac Blu ray Playerを選んだ。ディスクのプロテクションが外れていればVLCでも再生可能のようだが、MacにはDVD fabのPasskeyのような常駐ソフトが無く、BD再生のために複数のソフトを立ち上げるのは如何にも面倒。また、Mac Blu ray PlayerがVersion 2に無償アップデート可能でかつセール中というのもあり。なお、Amazonでダウンロード販売しているというのも購入しやすい。

Mac Blu ray Playerの結果は素晴らしいの一言。ディスクはもちろん、ISOファイルも問題なく再生可能でコマ落ちも無く、22インチの外部モニターにDVI-D経由で繋いで再生してみても問題ない。なお、ファイル名には記号を使用しない方が無難。私の環境下ではファイル名に#が入ってると再生できないことが確認できている。




なお、字幕や音声を選ぶ際に、日本語が選択出来無い場合があるが、オプションの隠しファイルの表示をチェックすれば解決。



という訳で、何の問題もなく成功したMacでブルーレイ再生。コスト的にもソフト&ハードで15,000円を切るので不満無し。ただし、ネットワーク上のドライブにあるISOファイルの再生では頻繁に再生がプチフリーズするので、外部ドライブの場合はUSBでもSATAでもPCに直接繋いだほうが無難。また、最新のセキュリティーは施されたディスクなどは再生出来ない場合があるが、このMac Blu ray Playerはとにかく頻繁にアップデートが繰り返されている模様で、しばらくすると再生可能になる場合が殆ど。私の場合もミッション:インポッシブル / ゴースト・プロトコル ブルーレイ永遠の僕たちなど、購入後はPS3でしか再生できなかったが、しばらくするとソフトウェアがアップデートされて再生可能になった。
  

Friday, February 3, 2012

消耗品編: 富士通スキャンスナップS1500とプラス PK-513L #8 / FUJITSU Scansnap S1500 and PLUS PK-513L #8

消耗品編
ピックローラユニットは100,000枚を、パッドユニット50,000枚を目安で交換する消耗品です。我が家で使用中のScanSnapも重送が頻発するようになりパッドユニットを交換しました、交換に一切道具は不要でものの1分位で終了しました。


右が新品のパッドで左が交換前のもの、ゴムのパッドがすり減ってしまってます。交換後は重送もなく原稿をセットしなおすストレスから解放されました。最近重送が多いとお悩みの方は是非交換してみてください。

閲覧編: 富士通スキャンスナップS1500とプラス PK-513L #7 / FUJITSU Scansnap S1500 and PLUS PK-513L #7

閲覧編

スキャンしたPDFファイルの閲覧ですが、基本的にiPhoneでGoodReader for iPhoneを利用して読んでます。しかし、本によっては余白が多く、字が小さくなるという難点があるかと思います。もちろんピンチして拡大すれば良いのですが、PDFの時点でクロップしてしまうという手もあります。下はAcrobatのクロップですが、クロップサイズを決めて全ページに適用すれば表示されるページ領域が大きなります。このクロップ情報はファイルを閉じていても保持されているので、後から復活させることも可能です。しかし、GoodReader for iPhoneを利用していればこの作業は不要です。


GoodReader for iPhoneで表示される箇所をクロップしてしまえば表示領域が大きくなります。元のファイルは一切いじらないので大きなファイルでも処理時間はわずかです。自分はこの方法で最適な表示領域を設定してスキャンしたファイルを読んでいます。

OCR編2: 富士通スキャンスナップS1500とプラス PK-513L #6 / FUJITSU Scansnap S1500 and PLUS PK-513L #6

OCR編 その2
スキャン後のドキュメントはAcrobatでOCRをかけているのですが、マンガにかけるとたまに暴走します。ページの回転はまだ良いのですが、まれに画像が壊れます。例えばこれが元のページですが…

OCR後には下のような感じでページ下部の左右が入れ替わってしまいました。ただし、これがOCRによるものなのか、スキャン時に発生したものなのかは確証がありません。

同様に、このページは色がおかしくなり、訳のわからない事に。


この他にも、漫画でよくある斜めの文字などにOCRををかけるとAcrobatが気を利かせて勝手にページを回転させてしまいます。テキスト書類だと回転してくれたほうが見やすいですが、漫画では一切不要ですし、設定でこれを止める事は出来ません。上のようになってしまうと、元原稿を再度スキャンするしかないので、マンガや画像が多い本はOCRをかけるべきではありません。


   



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消耗品編: 富士通スキャンスナップS1500とプラス PK-513L #8

ScanSnap S1500とEvernoteで名刺管理 #1
ScanSnap S1500とEvernoteで名刺管理 #2

裁断編2: 富士通スキャンスナップS1500とプラス PK-513L #5 / FUJITSU Scansnap S1500 and PLUS PK-513L #6

裁断編 その2
ハードカバーの本を裁断してみます。といっても別に難しい事はなくハードカバーをカッターで分離していつもどおり裁断するだけです。他のやり方ではドライヤーで背張りの糊を温めて剥がすといったような方法がありますが、面倒ですし工業用ドライヤーも買わなければならないので、カッターとPK-513Lで裁断します。


まずはハードカバーと本体の間にカッターを入れて切り外します。固い紙や厚めの場合でもカッターで数回刃を当てるとあっさりと切れます。


裏面も同様にしてハードカバーを本の本体から完全に分離します。


厚い本の場合は適当な箇所で2等分。最初に手で折ってから、同様にカッターの刃を当てて切断します。


横から見たハードカバーの背貼りを外した状態です。背張り自体が湾曲しているのでこのまま裁断機にかけてしまうと切り代の多い部分と少ない部分が出てしまいます。なので手でしごいて背張りの部分がなるべく真っ直ぐになるようにします。


しごいた後。上の状態から比べると背表紙側が真っ直ぐになっているのが分かるかと思います。ここまでなればあとは裁断機にかけるだけです。


切断後。まぁまぁの出来です。なお、この作業自体は気合を入れて綺麗に剃る必要もありません。というのもスキャンしてしまえば真っ直ぐだろうが曲がってようが、切り代がページによって違っていようが、全く関係ないからです。


スキャンの際に原稿を入れる回数を減らしたいので、ソフトカバーは本文ページの大きさに合わせてコンパクトに裁断。カバーだけ別にスキャンする場合は不要です。

という訳で、工業用ドライヤーを買わずに済みました。


   



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ScanSnap S1500とEvernoteで名刺管理 #1
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