裁断篇 その1
まずはPK-513Lで裁断。15mm以下の薄めの本だと一発で裁断可能ですが、今回裁断するゴルゴ13やシドニー・シェルダンの小説では厚さで無理なため、手で2つに分けます。単純に力業で2つに折ってやって、カッターで2つに分解。これを裁断します。
こんな感じで手で2つに折ります。本によっては運悪く折ったページのところに糊がはみ出ているなんていう事があるかもしれません。
折った部分にカッターの刃を当てて切断。数回刃を当てると楽に切れます。自分側にカッターの刃を引きながら作業を行うと思うので十分注意が必要。なお、カッターは大きいものより薄刃の方が切りやすいです。それと何冊もやっているとすぐに刃がこぼれてくるので、頻繁に刃の先を折ってやると気持ちよく作業ができます。
あとは、PK-513Lで裁断。PK-513Lの赤いLEDガイドは結構便利。願わくば、抑えが白かシルバー色だと刃が当たる箇所が明るくなり、もっと良く見えると思うのだが。
切断完了。こんな感じで背表紙の糊の部分が切断されます。本によっては、糊が本の内部にはみ出ている箇所も結構あって、こうした場合は後のスキャニング作業の中断原因になるので、裁断した本を必ず手で捌いてみて、糊により切れていない部分は手で剥がしておくと後々のスキャニング作業がはかどります。
人によりますが、ファイルのサムネイルにもなり、本の選別がしやすくなるので、私の場合はカバーも切断して一緒にスキャンします。
裁断作業に必要なものは、基本的に薄刃のカッターナイフとカッター盤と定規があれば作業できます。PK-513Lの本を置く盤面の部分には本の切断位置を一定にするためのガイドが付いていますが、これが結構貧弱でグラグラするので、渡しの場合はガイドを動きにくくする為に、強力な磁石を置いています。こうするとガイドが動かななくなるので同じサイズの漫画を数十冊切断する際は便利です。
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