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エクスパンシス
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Sunday, March 2, 2014

DVDFab メディアプレーヤー2 リリース / DVDFab Media Player 2 Launched

DVDFab メディアプレーヤー2 リリース / DVDFab Media Player 2 Launched


DVDFab メディアプレーヤーのVer. 2がリリースされた模様。引続きXBMCベースに開発されているようで、30日の無償利用可能。その後はライセンスを購入しない限り、ディスクの再生は出来ないが、ISOファイルに限ってはBlu-ray / DVDが再生可能なフリー版として引き続き使用可能。Ver. 1の時にライセンス購入しようとしたが、Blu-ray ISOイメージを扱う際に不安定な動作が目立ったため、サポートに連絡したところ『正直なところVer. 2のリリースまで待った方が良い』というアドバイスだったので、本バージョンは満を持してのリリースかも。

ということで、 早速DLして使ってみたが、動作が超不安定でDVDのISOイメージファイルでも再生できないものが多く、Blu-rayに至っては全く再生することが出来ない。ディスクの再生は試していないが、この様子では、使用するのは暫く待ったほうが良さそうだ。


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Wednesday, January 16, 2013

マックでDVD&Blu-rayのISO化と再生 / Making ISO Image Files from DVD&Blu-ray Discs and Play them on Mac

マックでDVD&Blu-rayディスクのISO化と再生 / Making ISO Image Files from DVD&Blu-ray Discs and Play them on Mac

2012年の法律改正もあり少々グレイな話になるが、DVDやBlu-rayのISOイメージファイル作成について備忘録も兼ねてまとめておきたい。この手の記事ではお約束だが、書棚に散在する撮り貯めたDVDやBlu-rayのISO化を前提とした記事であるので、くれぐれもレンタル品やセル品でトライしないように…。


1. ディスクのISO化
1.1 OS標準のディスクユーティリティを使う
Macの場合、DVDやBlu-rayのディスクをISOイメージファイルとしてHDDに保存するために特別なソフトを必要としない。OS標準のディスクユーティリティで殆どの場合は事が済む。しかも、このディスクユーティリティではブルーレイのISOイメージファイル作成も難なくこなす。


ディスクユーティリティのウィンドウ左ペーンからISOに変換したいディスクを選んで、新規イメージ作成からイメージフォーマットでDVD/CD masterを選択すれば、指定した場所にISOイメージファイルが作成される。出来上がったファイルの拡張子はcdrだが手動でisoに変更すればOK。なお、ターミナルで、"hdiutil makehybrid -iso -joliet -o [出力ファイル名.iso] [ディスクユーティリテイで作成したファイル.cdr]" とコマンドを打ってcdrからisoファイルに変換するのが正しい方法だと思うが、手動で拡張子を置き換える方法でも全く問題無くISOファイルが作成され、OS標準のDVDプレーヤーやサードパーティ製のメディアプレーヤーで再生が可能なため、自分はいつも手動で行っているが、ファイルの数が多い場合はリネームソフトを使って拡張子変更のバッチ処理を行えば一発で終わる。個人的におすすめのリネームソフトはShupapan。なお、コマンドの詳細については後述する。

これまでの経験から言えば、ディスクによほどの物理的な問題がない限り、上記の方法でISO化することが出来ないディスクは殆ど無いと言っても良い。また、Blu-rayについてもMacOSはBlu-rayを標準でサポートしていないものの、市販のBlu-rayドライブはドライバーをインストールすることなく、Mac OSで正常に認識され、ディスクのISO化も可能。私の環境の場合、バッファローのBUFFALO BRXL-PCW6U2-BKはドライバー不要でUSB接続だけで認識し、かつMac Blu-ray Playerで読み込み再生可能だった。Mac Blu-ray Playerについては過去ブログを参照。また、前述のバッファロー製ドライブは現在ではBUFFALO BRXL-PC6VU2-BKBUFFALO BRXL-PC6VU2/Nという後継機種が出ている模様。

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1.2 ディスクのISO化: DVDFabを使う。
とは言え、OS標準のディスクユーティリティを持ってしても、ISO化が出来ないディスクが稀に存在する。こういう場合は市中に出回るリッパーを使うのだが、個人的はDVDFabが一番使えると思う。



上はVer. 8、下はOS X Mavericks対応の最新版 Ver. 9のキャプチャー画像。インターフェースは大幅に変わったが、機能的には変更なく直感的に使える。

DVDFabはディスクコピーやリッパーといった個別機能ごとに単品販売しているソフトで、2014年3月現在で全機能の無期限ライセンス価格は29,600円と非常に高価。価格の設定方針やライセンス期限の設定、それぞれを単品販売する手法など、Adobeにも似た商売っ気の強さは好き嫌いのあるところだが、そこはアイコンマークが示すように中華ソフトの面目躍如。なお、30日の無償使用期間があってその間は全ての機能を使えるが、インストールしてから30日ではなく、機能別に使い始めてから30日間の期限限定。また、単品販売はしているが、ソフト的には上のスクリーンショットのように全ての機能がDVDFab for Macという一つのソフトに統合されている。無償使用期間が過ぎてもフリーのDVDFab Decrypterとして使えるので、ディスクコピー機能でBlu-ray&DVDをフォルダーにバックアップするか直接ISOイメージファイルで保存することは可能…。なのだが、それはWindowsユーザーの場合。Macユーザーにはトラップが仕掛けられている。


例えばDVDのディスクコピー(ISO化)をしようとすると上のようなウィンドウが立ち上がるはず。DVDFab for Macの機能制限版であるDVDFab Decrypterは確かにフリーだが、ISO化したデータを書き込む機能は有償の範囲であるためProduct keyが無いと動かない。DVDFab Decrypterを使って単にディスクをISO化するだけで、書き込み機能を使用しないとしても、DVDFabの設定でデフォルトの書き込みエンジン以外の書き込みソフトウェアを設定しなければならないのだが、上のエラーメッセージのとおり、ImgBurnかNeroのどちらかでなければならない。しかしImagBurnもNeroもWindows専用のフリーソフト。

何かのジョークかと思ったが、DVDFab for Macはこの致命的な欠陥を持っており、英語のフォーラムなどを検索すると、リリース時から一向に改善されていない模様。なお、ISO化は出来ないがフォルダー形式では保存可能なので、とりあえずフォルダー形式で保存を行い、その後ISO化する手順を後述する。


1.3 ディスクのISO化: Make MKV
Blu-rayのバックアップに関して言えば、DVDFab for Mac以外ではMake MKVが使いやすい。MKVフォーマット専用だが変換作業が非常に早く、単純にスピードだけでいえばDVDFabのリッピングよりも早い。また、ディスクをまるごとバックアップする事も可能。


2013年1月現在でBeta版だが、公式サイトによるとBeta版のうちはフリーで提供するということで、定期的に発行されるBeta keyを入手すれば使用し続ける事が可能。Beta keyの入手は公式サイトのForum > News and Announcements > MakeMKV is free while in beta から。難点は、MKVの汎用性が低いことと、ISOファイルからMKVへの変換には対応していないという点が惜しい。ただ、ISOファイルからの変換も可能というネットの記事もあるので、これは自分の環境だけかもしれない。なお、MakeMKVによるディスクのバックアップはフォルダーにバックアップする方法のみで、ISOファイルへは直接変換されない。


1.4 フォルダー形式で保存したファイルのISO化
DVDFabもしくはMakeMKVでフォルダー形式で保存したDVD/Blu-rayのデータはOS標準のディスクユーティリティでISOに変換する事が可能。普通に考えれば、File > New > Disk Image from Folderからフォルダーを選択して、保存形式でCDRファイルを選び、作成後に手動で拡張子を.isoへ変更すれば良さそうだが、当方の環境ではこの方法で作成したイメージファイルはOS標準のDVDプレーヤー以外では再生できず、ファイルハンドリングが悪い。汎用性の高いISOファイルの作り方は以下のとおり。

その1: バックアップ・フォルダーをcdrファイルへ変換し、その後コマンドでISOファイルへ変換。
  1. DVDFab / MakeMKVのディスクバックアップでデータをフォルダーにバックアップする。
  2. OS標準のディスクユーティリティのメニューからFile > New > Disk Image from Folder からDVD/CD masterを選んで作成。ここではデスクトップに作成すると仮定する。
  3. 拡張子.cdrのファイルが出来上がったら、Mac OSXのユーティリティからターミナルを起動。
  4. 以下のコマンドを入力:
    cd desktop
    hdiutil makehybrid -iso -joliet -o [出力ファイル名.iso] [ディスクユーティリテイで作成したファイル.cdr]
  5. 例えば、デスクトップに『sample.cdr』という名前で保存し、作成するISOファイルは『sample.iso』だとする。この場合のコマンドは:
    cd desktop
    hdiutil makehybrid -iso -joliet -o sample.iso sample.cdr
    となる。
  6. 簡易なプログレスバーがターミナル内に現れて、ISOイメージが作成される。
出来上がったISOファイルはWin/Macのハイブリッドなので、どちらのOSでも問題なくハンドリング可能。ハイブリッドISOのファイルの作り方はMac FanのHPを参考にした。とはいえ、DVDFab DecrypterもImgBurnもNeroも全てフリーだし、DVD/Blu-rayのハンドリングに関して言えば、WindowsはMacよりも一日の長ありということで、素直にWindowsを使うのも手のひとつかと。また、Blu-rayの場合は後述のその2の方法が確実。

蛇足だが、ディスクユーティリティによるISOファイル作成と同様に、上記の方法によらず、フォルダーから変換されたcdrファイルを手動でisoに拡張子変更してもISOイメージファイルは作成できる。しかし、この方法で作成したISOイメージファイルは、サードパーティ製のメディアプレーヤーで再生出来る可能性が極めて低く、Mac OSX標準のDVD Playerを使った場合でも、ファイルをマウントしてからDVDプレーヤーのファイルメニューで開いて、かつ再生ボタンを押さないと映像を観る事は出来ない。理由は全く分からないので、細かいところはご容赦を。

その2: バックアップ・フォルダーをdmgファイルへ変換し、その後手動拡張子変更でISOファイルへ変換。
  1. DVDFab / MakeMのディスクバックアップでデータをフォルダーにバックアップする。
  2. OS標準のディスクユーティリティのメニューからFile > New > Disk Image from Folder からhybrid image (HFS+ISO/UDF)を選んで.dmgファイルを作成。
  3. 拡張子.dmgのファイルが出来上がったら、手動で拡張子を.isoに変更。
Blu-rayの場合はその2の方が確実にISO化可能のようだ。また、前述のその1の方法で作成したDVDのISOイメージファイルの再生に不具合がある場合も、その2の方法で再作成すると問題なく再生出来る場合が多い。この辺ははっきりとした理由が不明だが、いずれOS標準のディスクユーティリティでISO化不可能だったディスクを、前述の他の方法でISO化した場合は、作成後に複数の方法で再生可能かどうかを検証したほうが良さそうだ。以下に、DVDFabとMake MKVのまとめを。


DVDFab
Official Site: http://www.dvdfab.com/index.htm
Memo: 多機能Blu-ray/DVDリッパー。必要な機能のみ購入可能だが非常に高価。OS標準のディスクユーティリティでは扱えないようなDVDおよびBlu-rayのバックアップやリッピングが可能。30日間無償利用可能で、終了後もDVDFab Decrypterとして使用可能。


Make MKV
Official Site: http://makemkv.com/
Memo: MKVファイルへの変換を行うソフト。Blu-rayまでも変換可能でかつ、Blu-rayのバックアップも行えるのが素晴らしい。プロダクトキーの入力が必要だが、Beta版の間はフリーで使用出来る。





2. ISOファイルの再生
私の場合マルチディスプレイ環境なので、サブモニターで観ながらメインモニターで別の事をするということが多い。こうなると、サブモニターにてプレーヤーをフルスクリーンモードで表示した場合、メインモニター側が黒くなり何も表示されなくなる。なので、サブモニター画面いっぱいにウィンドウを広げるか、こうした現象が起こらないMac Blu-ray Player で観ることにしている。

結構な数のISOファイルのファイルを再生してきて分かったのは、ISOを再生するソフトは複数持っていたほうが良いということ。ファイルによってはMac Blu-ray Player で開けないファイルもある、そういった場合は、OS標準のDVDプレーヤーや定番のVLC、XBMCやDVDFab Media Playerで開ければ良い。ちなみに、OS標準DVD PlayerでISOファイルを再生するには、ISOファイルをダブルクリックでマウントして、DVD Playerを起動すると勝手に再生される。

DVDベースのISOファイルに関してこれまでの経験では、とにかく何でも開けてしまうのはXBMC。XBMCベースで作られたDVDFab Media Playerも同様だろう。次に確度が高いのはVLC。比較的、再生不可の確率が高いのはOS標準のDVD PlayerとMac Blu-ray Player。一方、Blu-rayのISOファイルを再生する場合はMac Blu-ray Player が最も信頼出来るが、DVDFab Media Playerも機能的に充実している。個人的にはWindows用XBMCがBlu-ray再生を実装済みだけに、XBMCの次期バージョンに期待。以下にプレーヤーのまとめを。


Mac Blu-ray Player
Memo: シェアウェア。ブルーレイ対応。USD50前後で販売されているもよう。アップデートがかなり頻繁に行われており、最新のプロテクトにもタイムリーに対応している模様。安定性も高くインターフェースもシンプルで使いやすい。Amazon.co.jpのDL販売でも購入可能。


DVDFab Mac Blu-ray PlayerDVDFab Mac Blu-ray Player
Official Site: http://www.dvdfab.com/mac-blu-ray-player.htm
Memo: シェアウェア。ブルーレイ対応。XBMCベースで開発された30日無償利用可能のマック用ブルーレイプレーヤー。無償期間が過ぎるとBlu-rayディスクやDVDの再生は出来ないが、ISOファイルに限って再生可能なフリー版として引き続き使用可能。



VLC Media Player
Official Site: http://www.videolan.org/vlc/
Memo: フリーウェア。事実上最強のメディアプレーヤー。ISOファイルも含めてVLCで再生できないものはほぼ無いはず。プロテクトさえ外れていればブルーレイにも対応するが、Mac環境では少々困難。難を言えば、インターフェースやアイコンのデザインがしょぼい。


XBMC
Official Site: http://xbmc.org/
Memo: フリーウェア。Xbox Media Centreから始まったメディアセンターだが、プラットフォームはMac, Windows, Apple TVなどなど幅広い。多くのメディアやISOファイルの再生が可能でスキンのセンスも良い。少々重いが、10フィートUIを謳うメディアセンターというだけあって大画面が良く似合う。


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