Mavericksからそんなに月日が経ってないような気がするが、本日AppleがOS Xのメジャーアップデート版である OSX 10.10 Yosemiteをリリース。今回も御多分にもれず無償アップデートということで、速攻でインストール完了。なお、インストールしたMacはMacBook Pro 15-inch Late 2008。Intel Core 2 Duo 2.93GHz + 4GBメモリ。HGST謹製250GBHDDはカタカタと言いだし、今にも壊れそうな雰囲気を醸し出すベテランマシンではあるが、バッテリー交換を経て今なお現役バリバリの私のエースマシンである。こいつにインストールして問題なければ、次期エース候補のMac miniにインストールしたいと思う。つまり人柱ならぬMac柱といったところだ。
WindowsユーザにとってOSのアップデートは少々難儀で緊張感漂う作業かもしれない。しかし、近年のMac OS Xユーザにとってそれは、例えば家計簿アプリを入れるくらいの軽い感覚の作業だと思う。実際、自分はタイムマシンを有効にしてあるので、最新バックアップの時間(日付ではない)を確認しただけで、何も考えずにApp Storeからアップデートを実施した。作業は小一時間でストレスレスで終了。
クイックレビューなど
見た目の第一印象だが、OS Xも節目の10.10になったせいか否か、システムフォント"Lucida Grande"から"Helvetica Neue"に変更し、アイコンも従来の立体的で艶感あるものから、平面的でポップな意匠に変更するなど、一見細かいようだが実は大幅に効果がある変更を行ってきた。過去のOS Xに慣れている人は少々違和感を覚えるかもしれないし、実際自分もそうだったが「慣れの問題」というレベルの話でもある。ただ、個人的には前のほうが圧倒的に好き。また、今回の変更でChromeやPicasa、Google EarthといったGoogle謹製アプリケーションのアイコンが、OSにナチュラルに馴染んできたのはただの偶然か。
今まで各アプリによって統一感が無かったウィンドウ左上の+ボタンも意匠を変更し、かつフルスクリーン表示になるといった細かい機能変更もある。その他の細かい部分はこれから実際に使って確かめる事とするが、わずか数時間とはいえどもMavericksの時のように起動/再起動が不安定で電源ボタン長押しといった不具合が無いのはありがたい。しかし、そのMavericksやiOS 8の例のように、リリース初期に致命傷的な不具合が出るのは最近のアップル製品のお約束になっているフシもあるので、心配な人はしばらく待ったほうが良いだろう。その他では、起動や再起動、起動後の各種エクステンションの表示など、体感的に若干早くなった気がする。実際に時間を計測したわけでもないので、まぁ気がするだけかもしれないが。
MacBookによるMac柱完了。Mac miniにもインストールを開始したが…
ということで、後述するGPSPPhotoLinker起動問題以外で今のところYosemiteの不具合が見つからないので、Mac miniにもYosemiteをインストールことに。App StoreでYosemiteのアップデートをクリックし、ダウンロード完了後に再起動をするが、画面が白いまま一向にシャットダウン出来ない状態に。そう。ここでMavericksがシャットダウンできない問題が発生。しばらく待てど状況に変化は現れず、仕方なく「電源ボタン長押し」を実行し、再度電源オンすると、何事も無かったかのようにYosemiteのインストールが再開。ということで、色々あったが、こちらも無事にアップデート完了。Intel Core i7 2.3GHz + 16GBメモリ + 250GB SSDと、スペック的には最高クラスのMac miniだが、インストールに要した時間はMacBook Proとさほど変わらず40分ほど。
GPSPhotoLinkerがYosemiteでも起動しなくなる件
GPSPhotoLinkerについては、例によってMavericksに続いてYosemiteでもGPSPhotoLinkerが起動しなくなるが、Mavericksの時と同様の方法で対処可能。詳しくは過去ブログを参照願いたし。
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