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エクスパンシス
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Wednesday, October 22, 2014

AirMacユーティリティをOSX 10.9以降で使う方法 / AirPort Utility 5.6.1 for OS X 10.9 or Higher

AirMac Express


その昔、インドネシアのオフィスでNokia E61を使っていた頃の話だが、オフィスでも宿舎でもLANケーブルはあるもののWiFi環境が無かったため、E61のパケット代をセーブする目的で購入したAirPort Express。日本に帰ってきて気付いたのだが、国内ではAirMac Expressという名前で流通しているようだ。

で、このAirMac Expressだが、出番は少なくなったものの、コンパクトで電源ケーブルも不要、繋げばMacもXperiaもすぐWiFiに繋げられることから出張先などでは必ずカバンに入っている不動のエースである。個人的には大幅なデザイン変更を行った現行モデルも、この初代AirMac Expressのデザインと機能性は超えてないと思う。

そんな不動のエースに昨日も久しぶりの登板機会がやってきた。前回使用時は既存の無線LANの拡張子機として使っていたが、今回は新規のWiFiベースステーションとして使う予定だったので、予め我が家で設定しておくことにした。最近はもうMacBookなど持ちあることは滅多になくなったのだ。


AirMacユーティリティ



しかしここで大問題が。現行のAirMacユーティリティであるVer. 6.0が、いつのまにか初代AirMac Expressのサポートを終了してやがる。鳴り物入りで新機能や新ハードウェアを提唱しつつ、少し古くなったり本流から逸れだすと、有無を言わさずバッサリと切るAppleらしいやり方だが、いくらなんでもこれは酷い。初期型AirMac ExpressでもWEP2はサポートしており、セキュリティー上の問題もない。使用頻度の低い出張用WiFiベースステーションを新たに買う気もサラサラないし、むしろ気に入っている。よって何とかこのまま使いたいためググってみると、やっぱり同じようにAirMac Expressを使いたい人がいて、その対処法もしっかりとした記載がありまずは一安心。


事前作業が非常に面倒…

Appleのフォーラムページの"Airport Utility 5.6 in Mavericks"内で最終解決方法が示されており、基本的にはこれに従って手を動かせば無事5.6が使えることは分かった。備忘録代わりのコピペを下に乗せておく。

(以下引用)
基本的にはやっていることは同じかと思うのですが、下記もご参考までに。

こちらのサイトからは加工済みのアプリケーション(スクリプト)がダウンロードできるのですが、二次配布はライセンスの問題がありますし第三者のサイトからアプリケーションをダウンロードするのはセキュリティのリスクも伴うのでこれらのサイトを参考に自炊する方法を極力わかりやすくまとめてみました。もっとスマートな方法があるかもしれませんがよければどうぞ。
#くどいですが、利用は自己責任でお願いします。

1) デスクトップに作業用として tmp という名前のフォルダを作成

2) Mac OS X Lion 用の AirMac ユーティリティ 5.6 から /Applications/Utilities/AirPort Utility 5.6.app のみを Pacifist 3.2(古いバージョンだとMavericksでエラーが出るのでアップデートを忘れずに)を使って tmp フォルダに抽出 (Extract to…) する(インストールはしない)

3) OS X Mountain Lion アップデート v10.8.5 から /System/Library/PrivateFrameworks/Apple80211.framework/Versions/A/Apple80211 のみをPacifist 3.2を使って tmp フォルダに抽出

4) AppleScript エディタを立ち上げ下記の内容をコピー

set aFile to quoted form of POSIX path of (path to resource "Apple80211")
set aApp to quoted form of POSIX path of (path to resource "AirPort Utility 5.6.app")
do shell script "DYLD_INSERT_LIBRARIES=" & aFile & " " & aApp & "/Contents/MacOS/'AirPort Utility 5.6'"

5) tmp フォルダにアプリケーションとして保存

6) 保存したアプリケーションを右クリック>パッケージの内容を表示、Contents>Resources フォルダを開く

7) Resources フォルダ内に抽出した AirPort Utility 5.6.app と Apple80211 をコピー

これで、AirPort Utility 5.6(AirMac ユーティリティ 5.6) をOS X Mavericksで立ち上げるためのランチャーが出来上がりです。後は適当な場所にコピーしてご利用ください。
(以上引用)

スゲェ…。出来る人ってこういう人のことを言うんだな。しかし、最初の数行を読んだだけで既にギブアップした人もいるかもしれない。そんな人には、このやり方を更にスクリーンショット満載で手取り足取り教えてくれるブログがあるのだ。これを読んで出来ない人は多分いない、というくらい懇切丁寧。

どんぶらこDESIGN: OSX 10.9でAirMacユーティリティ5.6を使えるようにする方法

しかし、それでもまだ面倒だな…という、私のような人は、前述のフォーラムにあったAirPort Utility 5.6.1 on OS X 10.9 Mavericks | Corey J. Mahlerから件のスクリプトをDLして使ってみればよいかと。


まとめ

Mac OS X 10.9でも10.10でも、AirMacユーティリティを使って初代AirMac Expressの設定変更をすることは可能。ご利用は自己責任で。


関連記事

Friday, October 17, 2014

Mac OSX Yosemiteアップデート完了 / Have Updated Mac OS X 10.10 Yosemite

Mac OS X Yosemiteがリリース



Mavericksからそんなに月日が経ってないような気がするが、本日AppleがOS Xのメジャーアップデート版である OSX 10.10 Yosemiteをリリース。今回も御多分にもれず無償アップデートということで、速攻でインストール完了。なお、インストールしたMacはMacBook Pro 15-inch Late 2008。Intel Core 2 Duo 2.93GHz + 4GBメモリ。HGST謹製250GBHDDはカタカタと言いだし、今にも壊れそうな雰囲気を醸し出すベテランマシンではあるが、バッテリー交換を経て今なお現役バリバリの私のエースマシンである。こいつにインストールして問題なければ、次期エース候補のMac miniにインストールしたいと思う。つまり人柱ならぬMac柱といったところだ。


インストール


WindowsユーザにとってOSのアップデートは少々難儀で緊張感漂う作業かもしれない。しかし、近年のMac OS Xユーザにとってそれは、例えば家計簿アプリを入れるくらいの軽い感覚の作業だと思う。実際、自分はタイムマシンを有効にしてあるので、最新バックアップの時間(日付ではない)を確認しただけで、何も考えずにApp Storeからアップデートを実施した。作業は小一時間でストレスレスで終了。


クイックレビューなど

見た目の第一印象だが、OS Xも節目の10.10になったせいか否か、システムフォント"Lucida Grande"から"Helvetica Neue"に変更し、アイコンも従来の立体的で艶感あるものから、平面的でポップな意匠に変更するなど、一見細かいようだが実は大幅に効果がある変更を行ってきた。過去のOS Xに慣れている人は少々違和感を覚えるかもしれないし、実際自分もそうだったが「慣れの問題」というレベルの話でもある。ただ、個人的には前のほうが圧倒的に好き。また、今回の変更でChromeやPicasa、Google EarthといったGoogle謹製アプリケーションのアイコンが、OSにナチュラルに馴染んできたのはただの偶然か。


今まで各アプリによって統一感が無かったウィンドウ左上の+ボタンも意匠を変更し、かつフルスクリーン表示になるといった細かい機能変更もある。その他の細かい部分はこれから実際に使って確かめる事とするが、わずか数時間とはいえどもMavericksの時のように起動/再起動が不安定で電源ボタン長押しといった不具合が無いのはありがたい。しかし、そのMavericksやiOS 8の例のように、リリース初期に致命傷的な不具合が出るのは最近のアップル製品のお約束になっているフシもあるので、心配な人はしばらく待ったほうが良いだろう。その他では、起動や再起動、起動後の各種エクステンションの表示など、体感的に若干早くなった気がする。実際に時間を計測したわけでもないので、まぁ気がするだけかもしれないが。


MacBookによるMac柱完了。Mac miniにもインストールを開始したが…

ということで、後述するGPSPPhotoLinker起動問題以外で今のところYosemiteの不具合が見つからないので、Mac miniにもYosemiteをインストールことに。App StoreでYosemiteのアップデートをクリックし、ダウンロード完了後に再起動をするが、画面が白いまま一向にシャットダウン出来ない状態に。そう。ここでMavericksがシャットダウンできない問題が発生。しばらく待てど状況に変化は現れず、仕方なく「電源ボタン長押し」を実行し、再度電源オンすると、何事も無かったかのようにYosemiteのインストールが再開。ということで、色々あったが、こちらも無事にアップデート完了。Intel Core i7 2.3GHz + 16GBメモリ + 250GB SSDと、スペック的には最高クラスのMac miniだが、インストールに要した時間はMacBook Proとさほど変わらず40分ほど。


GPSPhotoLinkerがYosemiteでも起動しなくなる件

GPSPhotoLinkerについては、例によってMavericksに続いてYosemiteでもGPSPhotoLinkerが起動しなくなるが、Mavericksの時と同様の方法で対処可能。詳しくは過去ブログを参照願いたし。


Saturday, July 26, 2014

GPSPhotoLinkerがマーベリックスで動作しない件 / GPSPhotoLinker Doesn't Work on Mavericks

MavericksでGPSPhotoLinkerが起動しない


一眼レフや普通のデジカメで撮影した写真など、撮影場所情報を持たない写真のジオタグに便利なソフトがGPSPhotoLinker。自分の場合はGarminのOregon300をGPSロガー代わりに使っており、こいつから抜き出したgpxファイルをGPSPhotoLinkerを使って複数の写真にバッチ処理を行っている。また逆の使い方として既に位置情報が埋め込まれている写真から位置情報を消去するという使い方も出来る。

WinはさておきMacでこの手のフリーソフトは数も少なく重宝していたのだが、OS X Mavericksでは起動しないという問題が発生。何とか回避策をググったところ英語版のフォーラムにそれらしい対策記事を発見。


フォーラムの書き込みによると、Ver.5.10のPerlを入手してコピーし、その後いくつかの作業を行えば案外すんなりと使えるようになるようだ。

Step 1: PerlのVer. 5.10を探しだす

GPSPhotoLinkerが参照しているPerlというプログラムのバージョンは5.10なのだが、MavericksではPerlのバージョンが5.12と5.16になっており、5.10を参照出来ないために起動できないようだ。Mavericksにある5.16を5.10に偽装しても駄目なようで、対策としてはMac OS 10.8からPerl 5.10をコピーして持ってくる以外無いよう。

ただ、Mac OS X 10.8が搭載されているMacを持っている人は良いだろうが、AppleはMavericksになってからOSのアップデートを無償で行っているため、自分の場合は手持ちのMacは全てMavericksにアップデート済み。ネットで探してみたが如何せん怪しい物ばかりで、これは大丈夫だという確信が持てないものばかり。


で、ふと思い出したのが、MacのバックアップであるTime Machineのデータ。試しに一番古いバックアップデータを掘り下げてみると、5.10を発見。これをフォルダーごとMavericksマシンにコピーする。

Step 2: PerlのVer. 5.10をコピペ

これをフォルダー丸々コピー&ペースト。コピー元の場所は /System/Library/Perl/5.10。


コピー先は/System/Library/Perl。管理者の名前とパスを入力してコピーを完了させる。

Step 3: ターミナルで仕上げ



Ver. 5.10のフォルダーをただコピーしただけでは終わらないのが少々面倒なところだが、残りの作業はターミナルで行う。まずは、ユーティリティからターミナルを起動。その後、

cd /System/Library/Perl
sudo -s
mkdir lib
mkdir lib/5.10
ln -s /System/Library/Perl/5.10/darwin-thread-multi-2level/CORE/libperl.dylib /System/Library/Perl/lib/5.10/libperl.dylib

を実行。途中でsudoコマンドを実行させるための管理者権限のパスワードの入力を求められるかもしれないが、気にせず入力。


ターミナルのコマンドはlib/5.10のフォルダー階層を作って、libperl.dylibのショートカットを作成しただけのもの(のはず)。ここで、ファイダーで /System/Library/Perl/lib/5.10を開いてみて、上の画像のようになっていれば作業は全て終了。

Step 4: 動作確認

EOS 5D MarkIIで撮影した50枚ほどの写真に、Garmin Oregon300で記録したgpxデータを用意して、これまで通りにバッチ処理できる事を確認。ということで、GPSPhotoLinkerがMavericksでも動くようになりましたが、上記を実行する際はくれぐれも自己責任で。



Saturday, May 10, 2014

MacBook Proで重大なクラッシュ / Sereous Crashing on MacBook Pro

MacBook Proで重大なクラッシュ / Sereous Crashing on MacBook Pro


だいぶ前の話だが、OS X Snow LeopardのMacBook Proの電源を入れたところ、突然画面にこのようなメッセージが発生したことがある。キーボード操作を全く受け付けないため、画面の指示に従って、パワーボタン長押しでシャットダウン。再起動を試みるがまたもや同じ画面が。再度、再起動して<shift>キーを押しつつ、セーフブートを試みるも、またもや同じ画面が…。

原因がハードかソフトかは不明だが、共に環境は長い間変わっていなかったので原因は全く不明。完全にお手上げ状態。最後の手段ということで、OS Xのディスクを入れて、<option>キーを押しつつ、ディスクから再起動を試みると無事成功。OS Xのクリーンインストールも考えたが、やはり前の環境がいろいろ都合がいいので、Time Machineからのバックアップを選択するとあっさり復活。

その後調べてみると、このメッセージが出るのは「カーネルパニック」の発生が原因のようだ。Appleのヘルプページによると、

ほとんどの場合、カーネルパニックは Mac 自体が問題で発生するのではありません。Mac の外部の問題が原因で発生する場合がほとんどです。カーネルパニックが数週間以内に再度発生しない場合は、これ以上トラブルシューティングを行う必要はありません。

カーネルパニックを防ぐには、ソフトウェア・アップデートで「お使いのソフトウェアは最新です。」というメッセージが表示されるまで、適用可能なすべてのソフトウェアアップデートを インストールします。OS X のアップデートによって、適切でないネットワークパケットなど、外部の問題に関する耐性が向上します。ここまでの手順を実行すると、ほとんどのカーネルパニックが解決されます。

とのこと。対応策も含めて一通り読んでみたが、自分の環境ではどの対処方法も役に立たなかったようだが、一応リンクを貼っておく。

Tuesday, January 7, 2014

Mac OS X スクリーンショットを撮る方法 / Taking Pictures of Your Screen

備忘録 Mac OS X:スクリーンショットを撮る方法
参照元: http://support.apple.com/kb/HT5775?viewlocale=ja_JP


・ 画面全体のスクリーンショットを撮る
「command (⌘) + shift + 3」キー。

・ 画面の一部のスクリーンショットを撮る
「command (⌘) + shift + 4」キーを押して、十字ポインタをドラッグして領域を選択。「shift」「option」または「space」バーを押しながらドラッグして、選択した領域のサイズを変更。取り消すには、マウスボタンを放す前に「escape (esc)」キーを押す。

・ 特定のウインドウのスクリーンショットを撮る
「command (⌘) + shift + 4」キーを押して「space」バーを押し、カメラのポインタをウインドウの上に移動してハイライトしクリック。取り消すには、クリックする前に「escape (esc)」。

・ メニューのスクリーンショットを撮る
メニューをクリックしてコンテンツを表示し、「command (⌘) + shift + 4」キーを押し、十字ポインタを領域上にドラッグ。タイトルを除いてメニューのスクリーンショットを撮るには、メニューの上に移動し、「command (⌘) + shift + 4」キーおよび「space」バーを押す。取り消すには、クリックする前に「escape (esc)」。

・ 追加情報
スクリーンショットはデスクトップ上に PNG ファイルとして保存される。画面の一部またはウインドウの選択領域のスクリーンショットをデスクトップファイルではなく、クリップボードに撮るには、「command + shift + control + 4」キーを使う。

Mac OS X 10.9 Mavericks: シャットダウンが出来ない / Can't Shutdown since Upgrade to Mavericks

OS X MavericksでMacの電源が切れない問題



自分が所有するMacBook ProはOS X 10.6 Snow Leopardから、Mac miniは10.8 Mountain LionからそれぞれMavericksにアップデートした。何しろ無料だし、(Windowsはさておき) Mac OSは最新バージョンの方が良いと思い、特に何も考えずアップデートしてみた。なお、アップデートはクリーンインストールではなく、普通に上書き。

両方共アップデートは無事完了し、しばらく問題なく使えていたのだが、Mac miniの方だけ、シャットダウンおよび再起動が出来ない症状が突然現れた。システム終了をしても、マウスカーソルが表示されたまま画面が白くなって、いつまでも電源が切れない。画面には歯車も無ければグルグルも無し。残された手段は 電源ボタンの長押しのみという困った症状。


解決策

とりあえず、SMCリセットやディスクユーティリティのアクセス権検証修復やらを試みたが、全く改善されず。OSの再インストールを行ってみても同様。最初から調べれば良かったのだが、ググった結果…

 /ユーザ/(ユーザ名)/ライブラリ/preferences/com.apple.finder.plist
 /ユーザ/(ユーザ名)/ライブラリ/preferences/com.apple.systempreferences.plist

という、2つのファイルを削除後に再起動すれば解消されるとの情報が。"preferences"のフォルダーは隠しファイルなので、Finderのメニューから隠しファイルを表示するとしてあげれば、表示されるようになる。結果は成功。シャットダウンも再起動も問題なく出来るようになったので一安心。参照元サイトはこちら: iMoon-Mac: OSX Mavericksが終了できない不具合


2014.02.10 追記

の後も特に変わりなく使っていたが、突然この問題が再発する事態に。ということはつまり、プリファレンスの中のファイルを捨てても問題は解決しないという事なので、別の方法を試してみた。試した方法はMavericksの再インストール。全く自信も確信も無かったが、とりあえずMac miniの方から再インストールしてみた。結果、症状は変わらず。

しかし、ここで諦めても何だし時間もあったので、ダメ元で同じことを再度やってみた。つまり、短時間で2回OSの再インストールをしたのだが、結果は良好。正常に電源が切れるようになった。当然理由は不明だが、何はともあれ問題は解決。ということで、同じ症状が出ていたMacBook Proでも再インストールを試してみると、こちらも症状が改善した。



結論

Mavericksの再インストールを何回か行うと症状が改善する(かも)。


2014.10.17 追記

Mavericksのメジャーアップデートバージョンである、OS X 10.10 Yosemiteにアップデートする事に。しかし、このアップデート作業中に電源が切れなくなる問題が発生。結局はこの問題が解決されないまま、Mavericksの最後の悪あがきを見てMavericksに移行する。アップデート&クイックレビューの記事はこちら



Wednesday, January 16, 2013

マックでDVD&Blu-rayのISO化と再生 / Making ISO Image Files from DVD&Blu-ray Discs and Play them on Mac

マックでDVD&Blu-rayディスクのISO化と再生 / Making ISO Image Files from DVD&Blu-ray Discs and Play them on Mac

2012年の法律改正もあり少々グレイな話になるが、DVDやBlu-rayのISOイメージファイル作成について備忘録も兼ねてまとめておきたい。この手の記事ではお約束だが、書棚に散在する撮り貯めたDVDやBlu-rayのISO化を前提とした記事であるので、くれぐれもレンタル品やセル品でトライしないように…。


1. ディスクのISO化
1.1 OS標準のディスクユーティリティを使う
Macの場合、DVDやBlu-rayのディスクをISOイメージファイルとしてHDDに保存するために特別なソフトを必要としない。OS標準のディスクユーティリティで殆どの場合は事が済む。しかも、このディスクユーティリティではブルーレイのISOイメージファイル作成も難なくこなす。


ディスクユーティリティのウィンドウ左ペーンからISOに変換したいディスクを選んで、新規イメージ作成からイメージフォーマットでDVD/CD masterを選択すれば、指定した場所にISOイメージファイルが作成される。出来上がったファイルの拡張子はcdrだが手動でisoに変更すればOK。なお、ターミナルで、"hdiutil makehybrid -iso -joliet -o [出力ファイル名.iso] [ディスクユーティリテイで作成したファイル.cdr]" とコマンドを打ってcdrからisoファイルに変換するのが正しい方法だと思うが、手動で拡張子を置き換える方法でも全く問題無くISOファイルが作成され、OS標準のDVDプレーヤーやサードパーティ製のメディアプレーヤーで再生が可能なため、自分はいつも手動で行っているが、ファイルの数が多い場合はリネームソフトを使って拡張子変更のバッチ処理を行えば一発で終わる。個人的におすすめのリネームソフトはShupapan。なお、コマンドの詳細については後述する。

これまでの経験から言えば、ディスクによほどの物理的な問題がない限り、上記の方法でISO化することが出来ないディスクは殆ど無いと言っても良い。また、Blu-rayについてもMacOSはBlu-rayを標準でサポートしていないものの、市販のBlu-rayドライブはドライバーをインストールすることなく、Mac OSで正常に認識され、ディスクのISO化も可能。私の環境の場合、バッファローのBUFFALO BRXL-PCW6U2-BKはドライバー不要でUSB接続だけで認識し、かつMac Blu-ray Playerで読み込み再生可能だった。Mac Blu-ray Playerについては過去ブログを参照。また、前述のバッファロー製ドライブは現在ではBUFFALO BRXL-PC6VU2-BKBUFFALO BRXL-PC6VU2/Nという後継機種が出ている模様。

Amazonで「Mac対応ブルーレイドライブ」を検索


1.2 ディスクのISO化: DVDFabを使う。
とは言え、OS標準のディスクユーティリティを持ってしても、ISO化が出来ないディスクが稀に存在する。こういう場合は市中に出回るリッパーを使うのだが、個人的はDVDFabが一番使えると思う。



上はVer. 8、下はOS X Mavericks対応の最新版 Ver. 9のキャプチャー画像。インターフェースは大幅に変わったが、機能的には変更なく直感的に使える。

DVDFabはディスクコピーやリッパーといった個別機能ごとに単品販売しているソフトで、2014年3月現在で全機能の無期限ライセンス価格は29,600円と非常に高価。価格の設定方針やライセンス期限の設定、それぞれを単品販売する手法など、Adobeにも似た商売っ気の強さは好き嫌いのあるところだが、そこはアイコンマークが示すように中華ソフトの面目躍如。なお、30日の無償使用期間があってその間は全ての機能を使えるが、インストールしてから30日ではなく、機能別に使い始めてから30日間の期限限定。また、単品販売はしているが、ソフト的には上のスクリーンショットのように全ての機能がDVDFab for Macという一つのソフトに統合されている。無償使用期間が過ぎてもフリーのDVDFab Decrypterとして使えるので、ディスクコピー機能でBlu-ray&DVDをフォルダーにバックアップするか直接ISOイメージファイルで保存することは可能…。なのだが、それはWindowsユーザーの場合。Macユーザーにはトラップが仕掛けられている。


例えばDVDのディスクコピー(ISO化)をしようとすると上のようなウィンドウが立ち上がるはず。DVDFab for Macの機能制限版であるDVDFab Decrypterは確かにフリーだが、ISO化したデータを書き込む機能は有償の範囲であるためProduct keyが無いと動かない。DVDFab Decrypterを使って単にディスクをISO化するだけで、書き込み機能を使用しないとしても、DVDFabの設定でデフォルトの書き込みエンジン以外の書き込みソフトウェアを設定しなければならないのだが、上のエラーメッセージのとおり、ImgBurnかNeroのどちらかでなければならない。しかしImagBurnもNeroもWindows専用のフリーソフト。

何かのジョークかと思ったが、DVDFab for Macはこの致命的な欠陥を持っており、英語のフォーラムなどを検索すると、リリース時から一向に改善されていない模様。なお、ISO化は出来ないがフォルダー形式では保存可能なので、とりあえずフォルダー形式で保存を行い、その後ISO化する手順を後述する。


1.3 ディスクのISO化: Make MKV
Blu-rayのバックアップに関して言えば、DVDFab for Mac以外ではMake MKVが使いやすい。MKVフォーマット専用だが変換作業が非常に早く、単純にスピードだけでいえばDVDFabのリッピングよりも早い。また、ディスクをまるごとバックアップする事も可能。


2013年1月現在でBeta版だが、公式サイトによるとBeta版のうちはフリーで提供するということで、定期的に発行されるBeta keyを入手すれば使用し続ける事が可能。Beta keyの入手は公式サイトのForum > News and Announcements > MakeMKV is free while in beta から。難点は、MKVの汎用性が低いことと、ISOファイルからMKVへの変換には対応していないという点が惜しい。ただ、ISOファイルからの変換も可能というネットの記事もあるので、これは自分の環境だけかもしれない。なお、MakeMKVによるディスクのバックアップはフォルダーにバックアップする方法のみで、ISOファイルへは直接変換されない。


1.4 フォルダー形式で保存したファイルのISO化
DVDFabもしくはMakeMKVでフォルダー形式で保存したDVD/Blu-rayのデータはOS標準のディスクユーティリティでISOに変換する事が可能。普通に考えれば、File > New > Disk Image from Folderからフォルダーを選択して、保存形式でCDRファイルを選び、作成後に手動で拡張子を.isoへ変更すれば良さそうだが、当方の環境ではこの方法で作成したイメージファイルはOS標準のDVDプレーヤー以外では再生できず、ファイルハンドリングが悪い。汎用性の高いISOファイルの作り方は以下のとおり。

その1: バックアップ・フォルダーをcdrファイルへ変換し、その後コマンドでISOファイルへ変換。
  1. DVDFab / MakeMKVのディスクバックアップでデータをフォルダーにバックアップする。
  2. OS標準のディスクユーティリティのメニューからFile > New > Disk Image from Folder からDVD/CD masterを選んで作成。ここではデスクトップに作成すると仮定する。
  3. 拡張子.cdrのファイルが出来上がったら、Mac OSXのユーティリティからターミナルを起動。
  4. 以下のコマンドを入力:
    cd desktop
    hdiutil makehybrid -iso -joliet -o [出力ファイル名.iso] [ディスクユーティリテイで作成したファイル.cdr]
  5. 例えば、デスクトップに『sample.cdr』という名前で保存し、作成するISOファイルは『sample.iso』だとする。この場合のコマンドは:
    cd desktop
    hdiutil makehybrid -iso -joliet -o sample.iso sample.cdr
    となる。
  6. 簡易なプログレスバーがターミナル内に現れて、ISOイメージが作成される。
出来上がったISOファイルはWin/Macのハイブリッドなので、どちらのOSでも問題なくハンドリング可能。ハイブリッドISOのファイルの作り方はMac FanのHPを参考にした。とはいえ、DVDFab DecrypterもImgBurnもNeroも全てフリーだし、DVD/Blu-rayのハンドリングに関して言えば、WindowsはMacよりも一日の長ありということで、素直にWindowsを使うのも手のひとつかと。また、Blu-rayの場合は後述のその2の方法が確実。

蛇足だが、ディスクユーティリティによるISOファイル作成と同様に、上記の方法によらず、フォルダーから変換されたcdrファイルを手動でisoに拡張子変更してもISOイメージファイルは作成できる。しかし、この方法で作成したISOイメージファイルは、サードパーティ製のメディアプレーヤーで再生出来る可能性が極めて低く、Mac OSX標準のDVD Playerを使った場合でも、ファイルをマウントしてからDVDプレーヤーのファイルメニューで開いて、かつ再生ボタンを押さないと映像を観る事は出来ない。理由は全く分からないので、細かいところはご容赦を。

その2: バックアップ・フォルダーをdmgファイルへ変換し、その後手動拡張子変更でISOファイルへ変換。
  1. DVDFab / MakeMのディスクバックアップでデータをフォルダーにバックアップする。
  2. OS標準のディスクユーティリティのメニューからFile > New > Disk Image from Folder からhybrid image (HFS+ISO/UDF)を選んで.dmgファイルを作成。
  3. 拡張子.dmgのファイルが出来上がったら、手動で拡張子を.isoに変更。
Blu-rayの場合はその2の方が確実にISO化可能のようだ。また、前述のその1の方法で作成したDVDのISOイメージファイルの再生に不具合がある場合も、その2の方法で再作成すると問題なく再生出来る場合が多い。この辺ははっきりとした理由が不明だが、いずれOS標準のディスクユーティリティでISO化不可能だったディスクを、前述の他の方法でISO化した場合は、作成後に複数の方法で再生可能かどうかを検証したほうが良さそうだ。以下に、DVDFabとMake MKVのまとめを。


DVDFab
Official Site: http://www.dvdfab.com/index.htm
Memo: 多機能Blu-ray/DVDリッパー。必要な機能のみ購入可能だが非常に高価。OS標準のディスクユーティリティでは扱えないようなDVDおよびBlu-rayのバックアップやリッピングが可能。30日間無償利用可能で、終了後もDVDFab Decrypterとして使用可能。


Make MKV
Official Site: http://makemkv.com/
Memo: MKVファイルへの変換を行うソフト。Blu-rayまでも変換可能でかつ、Blu-rayのバックアップも行えるのが素晴らしい。プロダクトキーの入力が必要だが、Beta版の間はフリーで使用出来る。





2. ISOファイルの再生
私の場合マルチディスプレイ環境なので、サブモニターで観ながらメインモニターで別の事をするということが多い。こうなると、サブモニターにてプレーヤーをフルスクリーンモードで表示した場合、メインモニター側が黒くなり何も表示されなくなる。なので、サブモニター画面いっぱいにウィンドウを広げるか、こうした現象が起こらないMac Blu-ray Player で観ることにしている。

結構な数のISOファイルのファイルを再生してきて分かったのは、ISOを再生するソフトは複数持っていたほうが良いということ。ファイルによってはMac Blu-ray Player で開けないファイルもある、そういった場合は、OS標準のDVDプレーヤーや定番のVLC、XBMCやDVDFab Media Playerで開ければ良い。ちなみに、OS標準DVD PlayerでISOファイルを再生するには、ISOファイルをダブルクリックでマウントして、DVD Playerを起動すると勝手に再生される。

DVDベースのISOファイルに関してこれまでの経験では、とにかく何でも開けてしまうのはXBMC。XBMCベースで作られたDVDFab Media Playerも同様だろう。次に確度が高いのはVLC。比較的、再生不可の確率が高いのはOS標準のDVD PlayerとMac Blu-ray Player。一方、Blu-rayのISOファイルを再生する場合はMac Blu-ray Player が最も信頼出来るが、DVDFab Media Playerも機能的に充実している。個人的にはWindows用XBMCがBlu-ray再生を実装済みだけに、XBMCの次期バージョンに期待。以下にプレーヤーのまとめを。


Mac Blu-ray Player
Memo: シェアウェア。ブルーレイ対応。USD50前後で販売されているもよう。アップデートがかなり頻繁に行われており、最新のプロテクトにもタイムリーに対応している模様。安定性も高くインターフェースもシンプルで使いやすい。Amazon.co.jpのDL販売でも購入可能。


DVDFab Mac Blu-ray PlayerDVDFab Mac Blu-ray Player
Official Site: http://www.dvdfab.com/mac-blu-ray-player.htm
Memo: シェアウェア。ブルーレイ対応。XBMCベースで開発された30日無償利用可能のマック用ブルーレイプレーヤー。無償期間が過ぎるとBlu-rayディスクやDVDの再生は出来ないが、ISOファイルに限って再生可能なフリー版として引き続き使用可能。



VLC Media Player
Official Site: http://www.videolan.org/vlc/
Memo: フリーウェア。事実上最強のメディアプレーヤー。ISOファイルも含めてVLCで再生できないものはほぼ無いはず。プロテクトさえ外れていればブルーレイにも対応するが、Mac環境では少々困難。難を言えば、インターフェースやアイコンのデザインがしょぼい。


XBMC
Official Site: http://xbmc.org/
Memo: フリーウェア。Xbox Media Centreから始まったメディアセンターだが、プラットフォームはMac, Windows, Apple TVなどなど幅広い。多くのメディアやISOファイルの再生が可能でスキンのセンスも良い。少々重いが、10フィートUIを謳うメディアセンターというだけあって大画面が良く似合う。


関連記事: 
DVDFab メディアプレーヤー2 リリース
Macでブルーレイの再生
Mac Blu-ray PlayerがブルーレイのISOファイルを再生できない問題

Thursday, January 10, 2013

Mac 必須ソフトウェア備忘録 / The Essential Apps for Mac

Macに必須のソフトウェアの備忘録 / The Essential Apps for Mac

PowerBook G4からMacBook ProとMacを使い始めて早10年。フリーズやクラッシュが少なく基本的には高い安定度のMac OSとその周辺アプリ群であるが、たまたまJVCのビデオカメラを全く認識しないというiMovieの不具合をきっかけに、4年ぶりにOSのクリーンインストールを実行して、HDDを綺麗サッパリとした状態に戻してやることにした。OSはMac OS X 10.6 Snow Leopard。4年間に入れ込んだ大量のアプリは一度整理して必須アプリのみを再インストールすることにした。なお、Bootcampで走るWindows Vistaのアプリケーションもあるのだが、こちらはまた後日にでも纏めたい。

ということで、新しいMacを買った場合でもこの備忘録を辿れば、環境的には元に戻られるようにしておくべく、以下がそのリストだが、Mac OSプレインストールアプリは除いてある。順序はABC順だが、実際に一番最初に入れるべきはGoogle ChromeとファイルのバックアップをしているDrop Boxだろうか。必須アプリと書いたが、★の低いものは必要なら入れるかなという程度のソフト。


<< Mac版必須アプリ一覧 >>


Adium
Official Site: http://adium.im/
Memo: Yahoo!、MSN、Google Talkなど、多くのインスタントメッセンジャー・サービスが、Adium一つでで使えるようになるフリーソフト。Growl対応。2012年12月現在、頻繁にアップデートが行われている模様。★★☆☆☆。


Adobe Acrobat
Memo: 言わずと知れたPDFツールの本家。フォームや目次作成など、一歩先の機能は他の追随を許さない。Adobe製品全般に言えるが価格が高いのが玉にキズ。DL販売もして欲しい。★★★★★ 。シリアル番号確認あり。


Adobe Air
Memo: Adobe Airを利用した、radikoなどの利用に必要。★★★★☆ 。





Adobe Flash Player
Memo: 今やWEBブラウジングには無くてはならない必須プレーヤー。★★★★☆ 。




Airfoil
Memo: iTunesのAirPlayを拡張したようなソフト。AirPlayはiTunesのみ対応だが、AirfoilはMacで再生できるものなら何でもWirelessでAir Mac Expressへ飛ばせる優れもの。シェアウェアで、価格はUSD25。★★☆☆☆。


Album Artwork Assistant
Memo: iTunes用アルバムカバー検索フリーツール。使い勝手は相当良いが、再生中の歌にはカバーを埋め込むことが出来ないので、一時停止すること。2012年12月現在で最新版は3.2だが、これ以外のアップデートは無く、開発停止状態の模様。★★★★★。


Amazon MP3 Downloader
Memo: Amazon.co.jpで複数のMP3楽曲をまとめてダウンロードするにはこれが必須。Amazon Cloud Playerがあるので、それ以外は特にこれといった機能はない。★★★★☆。DLした楽曲の再DLは不可能ゆえにバックアップが必要。


icon_free_video_converterAny Video Converter
Memo: MKVも含めたほとのンド全てのフォーマットの相互変換が可能なソフト。ビデオファイルからオーディオだけ抜き取ったりする機能や、モバイル機器用の変換設定が予めプリセットしてあったりと使い勝手は良い。★★★★☆。



AppTrap
Memo: アプリを削除するとライブラリーに残る不要なファイルを探しだして。削除するか残すかを決められる。ゴミファイルを残さないという意味ではそれなりに使えるが、信用出来るか否かはまた別問題。★★☆☆☆。


Mac Blu-ray Player
Memo: USD50前後で販売されている、Mac用ブルーレイ再生アプリケーション。機能も十分でアップデートもかなり頻繁に行われており、最新のプロテクトにもタイムリーに対応しているようだ。オフィシャルサイトでも、Amazon.co.jpのDL販売でも購入可能。 ★★★★★。シリアル番号確認あり。


Cache Out X
Memo: フリーのキャッシュの削除ツール。各アプリが作るキャッシュをログイン時に自動で削除してくれる。システム、ユーザー、ブラウザーの各キャッシュを削除するが、Google Chromeだけは非対応。★★★★★。


Carbon Copy Cloner
Memo: どんなディスクのバックアップも正確に作成。差分バックアップやスケジュールなど細かいところに手が届く。Ver. 3.4.7まではフリーだが、以降のバージョンは有料ソフトウェア。ただし、Mountain Lionには未対応のものの、以前のバージョンもDL可能。★★★★☆。


Dropbox
Official Site: http://www.dropbox.com/
Memo: 言わずと知れたクラウドストレージサービスの老舗。フリーアカウントは2GBが基本だが、友人を紹介するなどすればそのストレージ量は増加する。この手のサービスではスピードやシンプルさで他のサービスを凌ぐ。★★★★★。WEBシンクさえ完了していればデータバックアップ不要。


DVDFab
Official Site: http://www.dvdfab.com/index.htm
Memo: 多機能Blu-ray/DVDリッパー。必要な機能のみ購入可能だが非常に高価。OS標準のディスクユーティリティでは扱えないようなDVDおよびBlu-rayのISO化やリッピングが可能。30日間無償利用可能で、終了後も機能充実のDVDFab Decrypterとして使用可能。★★★★★。


DVDFab Mac Blu-ray PlayerDVDFab Mac Blu-ray Player
Official Site: http://www.dvdfab.com/mac-blu-ray-player.htm
Memo: XBMCベースで開発された30日無償利用可能のマック用ブルーレイプレーヤー。無償期間が過ぎるとBlu-rayディスクやDVDの再生は出来ないが、ISOファイルに限って再生可能なフリー版として引き続き使用可能。★★★★☆。


eMaps (was GoogleMaps)
Official Site: https://sites.google.com/site/emanuelet/
Memo: Google Mapsの地図をワンクリックで画像保存してくれるソフト。地図を書きだしたりする仕事が多い人にはうってつけ。元の名称はGoogleMapsという名だったが、さすがにマズイと思ったのか現在はeMapsに変更となった。★★★★☆。


Evernote
Official Site: http://evernote.com/
Memo: 言わずと知れたクラウドサービスの老舗。メモ、写真、ボイスメモ、PDFやその他ドキュメントなど何でもかんでも放り込んで、専用クライアントでプラットフォームを問わず閲覧可能。ユーザーが新しい使い方をどんどん提案しているのも面白い。★★★★★。WEBシンクさえ完了していればデータバックアップは不要。


FileMaker
Memo: 言わずと知れたデータベースソフト。使うと分かるが、Microsoft Accessのような敷居の高さが全くない秀逸なインターフェースとユーザビリティを持ち、カスタマイズ性の高さも優れている。ただ、Adobe同様に価格が高すぎるのが玉にキズ。安価版のBentoもあり。★★★☆☆。



FinderPop
Official Site: http://www.finderpop.com/
Memo: 右クリックによるコンテキストメニューの拡張アプリ。普段は気づかないが、何気に使いやすい。★★★★☆。




Flip4Mac 
Memo: Microsoft Windows Media Player 9 for Mac OS Xの開発終了により、WMV形式ファイルを閲覧する際にはこのFlip4Macが必須。ただ、VLC、MPlayerXやNice Playerなど多機能メディアプレーヤーが乱立する今となってはもはや無用の長物っぽいが、ブラウザのアドオンとしてはまだまだ必要な場面も。★★☆☆☆。


FUSE for OS X
Memo: Mac OS Xで各File System Formatを有効にするユーティリティ。MacFUSEの後継ソフト。Mac&Winの混在する環境でネットワークHDDがNTFSな場合やBootCampがVista以上でNTFSな人などにオススメ。★★★★★。


<< 以下は、Garmin社製GPS所有者向けアプリケーション >>

Garmin Communicator Plugin
Memo: Garmin社製GPSのブラウザ用プラグイン。Garmin社製のGPSをMac上のブラウザで扱うのための必須プラグイン。★★★★★。




Garmin BaseCamp
Mac App Store: https://itunes.apple.com/us/app/garmin-basecamp/id411052274
Memo: Garmin社製旅行計画ソフト。本ソフトで旅行のルート計画や地形の確認を行い結果をGPSにロードする事が出来る。★★★☆☆。



Garmin MapInstall and MapManager for the Mac
Official Site: http://www8.garmin.com/osx/
Memo: Garmin社製旅行計画ソフト。本ソフトで旅行のルート計画や地形の確認を行い、その結果を、Garmin社製のGPSにロードする事が出来る。★★★★★。


Garmin POI Loader
Memo: Garmin社製GPS用ソフト。カスタマイズしたPOI ― Points of Interestの作成とGPSへのロード用ソフト。★★☆☆☆。


Garmin ANT Agent
Memo: Garmin社製ANTデバイスとのフィトネスデータの相互通信を可能とするソフト。★★☆☆☆。




Garmin Training Center
Official Site: http://www8.garmin.com/osx/
Mac App Store: https://itunes.apple.com/app/garmin-training-center/id411046949
Memo: Garmin社製GPS用フィットネスデータ共有ソフト。フィットネスデータはGarmin提供のWEBサービスであるGarmin Connectでも利用可能。★★★☆☆。


Garmin Web Updater
Official Site: http://www8.garmin.com/osx/
DL Site: http://www8.garmin.com/support/agree.jsp?id=3699
Mac App Store: https://itunes.apple.com/us/app/garmin-webupdater/id477318609
Memo: Garmin社製GPSのファームウェア/ソフトウェア・アップデーター。★★★★★。

<< 以上、Garmin社製GPS所有者向けアプリケーション >>



GIMP
Official Site: http://www.gimp.org/
Memo: Adobeのプロ向け写真加工ソフトであるフォトショップに負けずとも劣らない機能を搭載したフリーの多機能写真加工アプリ。Ver. 2.8.2からネイティブで走るため、X11は不要。★★★☆☆



Good Reader USB
Official Site: http://www.goodiware.com/ (DLのリンクは何故か無い)
DL Site: http://www.goodiware.com/usb/
Memo: アップル製iデバイス用では超定番ドキュメントリーダーのGoodReader for iPhoneGoodReader for iPadにUSB経由でファイルを転送するフリーソフト。開発は中止している模様だが、DLは可能。★★★★★


Google Chrome
Official Site: www.google.com/chrome
Memo: 言わずと知れたGoogle謹製ブラウザ。昔はPCを変える時はブックマークも引越ししたものだが、Chromeは特定のアカウントでログインすれば、ブックマーク、設定、拡張機能などプラットフォームを問わず完全同期する当代きっての最強ブラウザ。★★★★★。WEBシンクさえ完了していればデータバックアップ不要。


Google Drive
Official Site: https://drive.google.com/
Memo: Google提供のクラウドストレージサービス。Dropboxと同様の機能。シンクスピードは劣るが、Googleらしい使いやすさ。★★★★★。WEBシンクさえ完了していればデータバックアップ不要。



Google Earth
Memo: Google提供のデジタル地球儀。アプリケーション上で作成した位置情報は拡張子kmzかkmlのファイルにてバックアップしておけば、データ移転が可能。★★★★★。データバックアップ要。




Google 日本語入力
Memo: Google謹製のIME。Dictionery Toolからユーザー辞書のエクスポートやインポートが可能。★★★★★。データバックアップ要。




Google Quick Search Box
Official Site: http://www.google.com/quicksearchbox/
Memo: 旧来のGoogle Desktopに変わるデスクトップ検索ソフトだが、検索対象はウェブからGmailやGoogle Driveと幅広い。⌘を2回素早く入力することで立ち上げ可能。★★★☆☆。



Google SketchUp
Official Site: http://www.sketchup.com/intl/ja/
Memo: 3Dスケッチアップソフトの定番。フリーだが使い込めばプロの現場でも十分に使えるものが出来る。★★★☆☆。





Google Voice and Video Chat
Official Site: https://www.google.com/chat/video
Memo: ブラウザのGmailからボイスチャットおよびビデオチャットが出来るようにするためのプラグイン。★★★★★。



GPS Photo Linker
Official Site: http://www.earlyinnovations.com/gpsphotolinker/
Memo: 直感的インターフェースで、簡単に写真にジオタグ設定するフリーソフト。1枚ずつでもバッチで処理でもOK。gpxファイルのトラックポイントと写真の作成時刻が近似なものを探して座標データをメタデータへ書き込むので、カメラ時刻は撮影前にチェック要。★★★★★。



Growl
Official Site: http://growl.info/
Memo: OS Xの画面に溶け込むポップアップ通知アプリ。対応しているアプリケーションは比較的多く、インストール必須。★★★★★。



HandBrake
Official Site: http://handbrake.fr/
Memo: 言わずと知れたビデオ変換アプリ。ブルーレイへの対応が待たれるがさすがに無理か。DVDからの変換は今あるソフトでは最速クラス。★★★★★。



Img2icns
Official Site: http://www.img2icnsapp.com/
Memo: その名のとおり、イメージファイルをアイコンへ変換してくれるフリーソフト。作ったアイコンの『情報』からサムネイルをコピーして、コピーしたい側の『情報』を開いて貼り付ければ、アイコンを変更できる。★★★★★。



KompoZer
Official Site: http://www.kompozer.net/
Memo: 簡単なHTMLエディター。上級者向けという触れ込みだが、HTMLが全くわからない自分にも問題なく使えている。ヤフオクに重宝。★★★★★。



LibreOffice
Official Site: http://www.libreoffice.org/
Memo: オープンオフィス系ソフトの最新版。Office Suiteとなっているので使いやすいし、世の中はMicrosoft Officeからオープン・オフィスに流れていくような気がする。★★★★★。



LoadMyTracks
Official Site: http://www.loadmytracks.com/
Memo:  gpxファイルをGoogle MapsやGoogle Earthで使用可能なkmlファイルへ変換するアプリケーション。★★★★★。




Lyrics Master
Official Site: http://www.kenichimaehashi.com/lyricsmaster/
Memo: iTunesと連携して歌詞を自動検索してくれるソフト。完全に自動ではないが、使い勝手が良い。★★★★★。




Make MKV
Official Site: http://makemkv.com/
Memo: MKVファイルへの変換を行うソフト。Blu-rayまでも変換可能でかつ、Blu-rayのバックアップも行えるのが素晴らしい。プロダクトキーの入力が必要だが、Beta版の間はフリーとアナウンスされており、公式サイトのForum > News and Announcements > MakeMKV is free while in beta から、Beta keyの入手が可能。★★★★★。

Mendeley Desktop
Official Site: http://www.mendeley.com/
Memo: CiNiiなどの論文データベースから情報を引っ張ってきてくれるソフトであると同時に、優秀なPDFビューワーでもある。溜めたデータはクラウド保存のため、ローカルに保存する必要はなし。Chrome用の拡張機能もあって非常に使いやすいアカデミックなソフトウェア。★★★★☆。

Microsoft Silverlight
Memo: ブラウザ用プラグイン。別に入れたくは無いのだが、これで作られたWEBページもあるのでまぁ、Flash同様今では必須のプラグイン。★★★★☆。



Microsoft Desktop Connection Client
Memo: マイクロソフト謹製リモートデスクトップ。MacからWindowsベースのPCやサーバー操作が可能。★★★★☆。




MPEG Streamclip
Official Site: http://www.squared5.com/
Memo: 。複数のメディアを繋げて一つのファイルにすることができる。インターフェースが悪く使い勝手はイマイチだが、この手の事が出来てフリーなのは他には見当たらない。★★★☆☆。



MPlayerX
Official Site: http://mplayerx.org/
Memo: 多くのメディア形式に対応するメディアプレーヤー。プレーヤーのデザインやインターフェース、機能などでVLCに肩を並べる。★★★★☆。


OnyX
Official Site: http://www.titanium.free.fr/downloadonyx.php
Memo: 言わずと知れたMac専用メンテナンス系アプリ。特にこれといった恩恵に預かった記憶はないのだが、こういうユーティリティ系ソフトがあると何となく安心する。★★★★☆。




OpenProj
Official Site: http://sourceforge.net/projects/openproj/
Memo: Microdsfot ProjectやPrimaveraに代表されるプロジェクト管理ソフト系のオープン開発ソフトウェア。ProjectLibreなど、他の競合製品もある。★★★★★。



Perian
Official Site: http://perian.org/
Memo: 様々なコーディックに対応したQuick Time用プラグイン。これをインストールするだけで、Quick Timeで殆どのメディアが再生可能に。既に開発は終了しており、開発陣はNice Playerなどの利用を勧めている。VLCやMPlayerXがあれば不要と言えるだろう。★★☆☆☆。


Picasa
Official Site: http://picasa.google.com/
Memo: 言わずと知れたフリー写真管理ソフト。写真管理機能や修正機能はiPhotoやAdobe Bridgeなどの有償ソフトの遥か上を行く使い易さ。Picasa Web Albumとの連携は流石に専用。この機能があるゆ故に、他のソフトになかなか乗り換えられない。★★★★★。


radiko
Official Site: http://radiko.jp/
Memo: PCでラジオを聞けるソフト。Adobe Air必須。★★★★★。






Secrets
Official Site: http://secrets.blacktree.com/
Memo: Macの様々な隠し機能を利用できるようにカスタマイズするシステム環境設定ペイン。★★★★。





Shupapan
Official Site: http://sunsky3s.s41.xrea.com/shupapan/
Memo: ファイルのリネームや拡張子変更などを行う。センスの良いインターフェースとアイコンが秀逸。★★★★★。




Simple Comic
Official Site: http://dancingtortoise.com/
Memo: シンプルで使いやすい漫画を観るのに特化したビューワーだが、ZIPも開けたり単なるPDFビューワーとしても秀逸な出来。★★★★★。




Skitch
Official Site: http://evernote.com/intl/jp/skitch/
Memo: スクリーンショットや画像に手書き風の文字や記号を書き込めるソフト。Evernoteの開発元が作ったソフト。★★★★★。




Tasks
DL Site: https://itunes.apple.com/jp/app/tasks/id432736808?l=en&mt=12
Memo: Google Tasksにデスクトップのツールバーから簡単にアクセスできるガジェット。シェアウェア。★★★★★。




ToyViewer
Mac App Store: https://itunes.apple.com/jp/app/toyviewer/id414298354?mt=12#
Memo: 機能豊富な写真編集ソフト。Gimpまでは必要ないが、PicasaやiPhotoでは物足りないという方のために。★★★★★。




The Unarchiver
Mac App Store: http://wakaba.c3.cx/s/apps/unarchiver
Memo: ありとあらゆる圧縮形式に対応したフリーの解凍専用ソフト。OS標準のArchive Utilityでも必要にして機能充分だが、これはより多くの種類に対応している。なお、OS標準のArchive Utilityの設定変更方法などははこちらが詳しい。★★★☆☆。



VLC Media Player
Official Site: http://www.videolan.org/vlc/
Memo: 事実上最強のメディアプレーヤー。ISOファイルも含めてVLCで再生できないものはほぼ無いと思う。ブルーレイもプロテクトさえ外れていれば再生可能。難を言えば、インターフェースやアイコンも含めたデザインがしょぼく安っぽい。★★★★★。


Vue
Official Site: http://www.e-onsoftware.com/
Memo: プロフェッショナル向け3D景観ソフトウェア。高額なソフトだが、Ver.7の簡易版はフリーで利用可能。非常に簡単に美麗な3Dグラフィックが作成できるのだが、今の私にはどこでそれを使えばいいのか、アイデアが浮かばない。★★★☆☆。


XBMC
Official Site: http://xbmc.org/
Memo: Xbox Media Centreから始まったメディアセンターだが、プラットフォームはMac, Windows, Apple TVなどなど幅広い。多くのメディアやISOファイルの再生が可能でスキンのセンスも良い。メディアセンターというだけあって大画面が似合う。★★★★★。


XLD - X Lossless Decorder
Official Site: http://tmkk.undo.jp/xld/index.html
Memo: X Lossless Decoder ― XLDは、様々な可逆圧縮ファイルをデコード/変換/再生可能なフリーツール。その正確性からiTunesで変換するよりも、XLDで変換する事を推奨するPCオーディオ雑誌も多い。★★★★★。



XtraFinder
Official Site: http://www.trankynam.com/xtrafinder/
Memo: Finderにタブ機能を追加するフリーのユーティリティソフト。タブの他では右クリックに色々な機能を追加したり、カット&ペーストが利用可能になるなど盛り沢山。普段使いのソフトとしては使い勝手抜群で、全ユーザーインストール必須。★★★★★。