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エクスパンシス

Monday, December 28, 2009

XBMC on Apple TV #2

続きです。

Apple TVにてXBMCを稼働させるパッチはPatch Stick BuilderATV USB-Creatorがあり、1回目はATV USB-Creatorを使用しましたが、LauncherがApple TVのFinderに表示されずに失敗。どうやら最新のApple TV ファームウェア 3.0.1に対応してないようです。よって、Patch Stick Builderを使ってXBMCをApple TVにインストールします。なお、Patch Stick BuilderはUSBメモリーを使用してApple TVのファームウェアを書き換えますが、Launcherのatv-xbmc-launcherはOS標準のターミナルを使用してSSHでatv-xbmc-launcherをインストールする必要があります。
今回、Apple TV+XBMC環境を構築するにあたってはXBMCのフォーラムが参考になりました。フォーラム記事は英語で、ダウンロード先も変更になっていたりするので、備忘録も兼ねて翻訳と一部最新版に訂正します。

  1. まずは、Patchstickのダウンロード。最新版のPSB3.0をダウンロードします。
  2. ブート用USBを作成します。

Apple TVのファームウェアは"download Firmware image"をクリックすれば最新版をDL出来ます。

  • Apple TVの電源を抜き、作成したUSBメモリーをApple TVに挿して、再度電源投入。プログラムが勝手に稼働し始めます。数分後にThank you for your businessなるメッセージが出たら完了。電源を抜いて、USBを抜きます。もたもたしてると何故か、またプログラムが起動しますので、その場合は先ほどのメッセージがでてプログラムが完了するまで待ちます。

  • 電源を投入して、Apple TVを再起動します。

  • SSHでApple TVにログインし、Launcher 3.2をダウンロード&インストールします。ということで、ユーティリティーの中にあるターミナルを起動。$の後に以下をコピペするか、タイプしてReturnします。

  • ssh frontrow@appletv.local
    パスワードを聞かれますので "frontrow" とタイプ(""は除きます)。また、Yes/No?と聞かれたら、"Yes"と入力。ちなみに、Y/N?と聞かれたら"Y"と入力です。

    再度$の後から、以下を入力。
    wget http://atv-xbmc-launcher.googlecode.com/files/Launcher-3.2.1-debug.run
    エラーが出る場合はバージョン違いのATV-XBMC-Launcherが出てる可能性がありますので、最新版のアドレスを確認して入力。

    ターミナルの$に戻ったら、以下を入力。
    chmod +x Launcher-3.2.1-debug.run

    ターミナルの$に戻ったら、以下を入力。
    ./Launcher-3.2.1-debug.run

    パスワードを聞かれたら"frontrow"。Y/Nなら"Y"を入力。

  • ターミナル側からの入力でApple TVが再起動して、いつものFinder画面に"Launcher"というメニューが現れるので、ここを開きDOWNLOADSからXBMCやBOXEEをダウンロードします。この際 Launcher 3.1 は選択しないように。

  • 後は、LauncherからXBMCやBOXEEを起動。もちろん、Apple TV標準のiTunesメニューも普通に使えます。なお、僕のISOファイルは全て英語でファイル名を付けているので、日本語化はしていません。日本語化はこちらが詳しいです。
  • 僕はAppleのTime CapsuleとそこにUSBで繋いだストレージにISOファイルを保存してるので、その場所をXBMCに追加してやります。Time CapsuleにはMacのファイル共有プロトコルであるAFPの他にWindowsと通信するためのSMBプロトコルにも対応しているので、XMBCのVideoやMusicを開いて一番下のAdd sourceから"smb://198.162.0.0 (Time CapsuleのIPアドレス番号)/"を入力すればOK。IPアドレスはAirport Utilityを開くと分かります。

    ***********************************************

    という事で、全ての設定完了後にISOイメージを再生してみました。多少のもたつき感はApple TVのハードが古いせいでしょう。大量にあるファイルをスクロールで見つけるのは面倒ですが、iPhone用のRemoteアプリもあるようなので、また試してみたいと思います。

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